研究課題/領域番号 |
61307007
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子合成
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
今西 幸男 京大, 工学部, 教授 (00025991)
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研究分担者 |
村地 孝 京都大学, 医学部, 教授 (10089104)
徳重 正信 京都大学, 理学部, 教授 (20025266)
田中 渥夫 京都大学, 工学部, 教授 (80026088)
左右田 健次 京都大学, 化学研究所, 教授 (30027023)
伊勢 典夫 京都大学, 工学部, 教授 (00025868)
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研究期間 (年度) |
1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1986年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | 蛋白質工学 / 新機能材料 / 化学修飾 / 遺伝子工学 / 蛋白質相互作用 / 細胞機能 / 多次元変換 |
研究概要 |
近年、生体高分子に類似の機能を有する高分子材料の開発が重要な目標とされている。この目標を達成するためには、遺伝子操作を含む蛋白質の一次構造の変換をはじめ、化学修飾による二次及び三次構造の変換、さらには蛋白質の相互作用に基づく四次構造の制御までを含めた多次元変換という多角的な手法を用いて蛋白質機能の増進や新規機能の発現へ導く可能性を探る必要がある。本総合研究は、生体機能材料の開発のための新規で広範な蛋白質工学の確立を目指した企画調査を行い、将来、重点領域研究の研究領域として発展させることを目的に計画されたものである。この目的に向かって、幹事会を一度、全体会議を三度開催して企画調査と討議を重ねた。第一回の幹事会と全体会議(昭和61年6月3日)においては、重点領域研究「蛋白質材料工学-新機能材料の開発」 の申請が合意され、(1)重点領域研究の意義と基本的考え方、(2)重点領域研究と従来のバイオテクノロジーとの関係、(3)重点領域研究に含まれる主要研究項目の3年間の研究達成予定、(4)研究分担者の専門と分担領域の確認、(5)公募研究として採択すべき領域、(6)設備備品の内容と選定について討議が行われた。その後昭和61年6月12日学術審議会企画部会による重点領域研究申請のヒアリングが行われた。その結果、本重点領域研究はそのままでは採択されず、採択された重点領域研究「生体機能材料の設計・作製・物性制御」に含めて実施されることが決定された。これを受けて昭和61年10月3日に開催された第二回全体会議において、上記の旨説明があり、昭和62年度重点領域研究申請への取り組み等が討議された。その結果、本総合研究の組織としては重ねて昭和62年度重点領域研究の申請は行わず、蛋白質機能材料に関する本年度における企画調査結果をまとめて成果報告書を作成し、将来に資することとした。昭和62年3月24日に開催された第三回全体会議で、これらの総括を行った。
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