研究課題/領域番号 |
61307014
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
プラズマ理工学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
鶴田 禎二 東京理科大学, 工学部, 教授 (90010652)
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研究分担者 |
今西 幸男 京都大学, 工学部, 教授 (00025991)
妹尾 学 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40013099)
堂山 昌男 東京大学, 工学部, 教授 (40010748)
吉田 善一 京都大学, 工学部, 教授 (60025814)
小泉 光恵 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (80029826)
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研究期間 (年度) |
1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1986年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 機能性材料 / 材料設計 / 物性制御 / 仕合物半導体 / 生体機能材料 / 材料作製プロセス / 新材料 |
研究概要 |
今後の先端科学技術の発展に深く係わるものとして、画期的な新しい機能をもつ材料の出現が強く要望されている。このためには原子・分子のレベルに立ちかえり、漸新な視点と着想のもとに基礎研究を重点的に推進しなければならない。このような視点から申請された「新しい機能性材料の設計・作製・物性制御」と題する重点領域研究が採択され、昭和62年度から、次の3小領域,A、仕合物半導体の物性制御,B、生体機能材料の構造・設計,C、機能性材料の作製プロセスと制御,の研究を推進することとなった。本研究は、この重点領域研究の発足のために必要な調査,検討,計画立案を進めることを目的とした。まず、わが国における今後の材料に関する基礎研究のあり方を広く討議し、新たに発足する重点領域研究「機能性材料」の趣旨を明らかにし、研究推進計画の概要を作成した。このなかで昭和62年度より発足する課題として上記の3小領域を策定し、各小領域の研究内容について討議し、それぞれ5項目の研究項目を設定した。また各小領域の位置づけとして、小領域AとBはそれぞれ仕合物半導体および生体機能材料を対象とする各論的、タテ糸的研究であり、一方小領域Cは材料の設計・作製プロセスに重点を置くヨコ糸的研究であり、3小領域とも公募研究に重点を置いて研究を進めるが、小領域Cにおいては少数ではあるが計画研究班を並置することとした。次に、小領域Cに設置予定の計画研究班の研究組織について議論し、本重点領域研究の中核となるべき5つの計画研究班の組織案を作成した。さらに、小領域A,Bについても予想される中核研究者についてある程度の検討を行い、今後の円滑な進行のための配慮とした。また本重点領域研究の趣旨を関連研究者に広く知ってもらうために、関連学協会などを通じて広報活動の援助を依頼した。以上の活動により、重点領域研究・機能性材料発足の準備を整えることができた。
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