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人類の起源と系統をめぐる分子進化の研究推進

研究課題

研究課題/領域番号 61308003
研究種目

総合研究(B)

配分区分補助金
研究分野 人類学
研究機関京都大学

研究代表者

江原 昭善  京大, 霊長類研究所, 教授 (90027483)

研究分担者 本庶 佑  京都大学, 医学部, 教授 (80090504)
松永 英  国立遺伝学研究所, 所長 (10000225)
野澤 謙  京都大学, 霊長類研究所, 教授 (40023387)
竹中 修  京都大学, 霊長類研究所, 教授 (00093261)
尾本 恵市  東京大学, 理学部, 教授 (10011503)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1986年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード人類の系統と起源 / 霊長類の系統と分類 / 分子生物学 / 行動 / 霊長類社会 / 遺伝学 / 運動様式 / ウィルス
研究概要

人類の系統と起源を解明するには、まずその祖系母群の実態を認識する必要がある。しかし、班会議を重ねるうちに、各班員の間で霊長類各分類群について各自の専門以外の領域の知識に、著じるしい距たりのあることに気付いた。これは霊長類各群の「種」の認識という深刻な問題にもかかわってくる。そこで、各班員の間で、この問題について理解を共通にすべく、各専門分野で「現在研究がどこまで進められているか」「今後どのような問題が解決されるべきか」について、それぞれ基調報告を行ない、その各々について討論することの必要性が各班員から要望された。それを受けて、昭和61年12月5日、京都大学霊長類研究所において「人類の系統と起源をめぐる諸問題」のテーマのもとにシンポジウムを開催した。その内容は以下の通りである。畑中正一「ウイルスの進化」、竹中修「ヘモグロビンの構造解析によるマカカ属の系統分類」、野澤謙「遺伝子構成から見た霊長類の系統分類」、森明雄「霊長類の行動進化と社会構造」、木村賛「運動様式から見たヒトとサルの分化」、江原昭善「化石に基づく人類の起源と系統をめぐって」について上述の要望に沿った報告がなされた。その各々の基調報告には、松永英,尾本恵市,石田貴文,植田信太郎,平井百樹,西田利貞,相見満らがディスカッサントとして参加し、討論をおこなった。このシンポジウムの内容は、きわめて興味があり、また効果的でもあったので、刊行すべく現在印刷中で、3月末には刊行される。なおこのシンポジウムを受けて、再度班会議を開催し、研究推進の重要性にかんがみ、昭和63年度発足重点領域に申請することになった。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 江原昭善: "人類の起源と系統をめぐる分子進化の研究推進 昭和61年度科学研究費補助金研究成果報告書" (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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