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植物生産の基礎として窒素固定

研究課題

研究課題/領域番号 61308005
研究種目

総合研究(B)

配分区分補助金
研究分野 土壤・肥料
研究機関東京大学

研究代表者

丸山 芳治  東大, 農学部, 教授 (60011863)

研究分担者 小野寺 一清  東京大学, 農学部, 助教授 (90012773)
内藤 博  東京大学, 農学部, 教授 (80034445)
服部 明彦  東京大学, 海洋研究所, 教授 (30013551)
熊沢 喜久雄  東京大学, 農学部, 教授 (00011825)
和田 秀徳  東京大学, 農学部, 教授 (50011870)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1986年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード生物窒素固定 / nif / 新窒素固定生物 / 共生窒素固定 / 共生機構 / 窒素固定能発現制御機構 / 光合成窒素固定微生物
研究概要

全体会議を昭和61年9月1日に開催(出席者19名)し、各班員よりこれまで生物窒素固定に関する研究経過報告と将来研究すべき課題を提出し、それらについて討議した。その結果、生物窒素固定に関する研究は重要であり、協力して研究を強力に進める必要があるので、昭和63年度重点領域研究として申請することに決定した。
東京在住の数名の班員によりこの問題につき討議し、全班員の重点領域研究に関する意見、具体的な研究内容、3、4年間で得られると思われる研究成果等を取りまとめた。また京都大学の班員などと数回会合を持った。これらの討議の結果、窒素固定の研究の中で最も遅れているのは植物生産等に対する有効利容の研究であるが、その主な原因は窒素固定能の発現が種々の要因により制御されていることによると考えられた。そこでこの制御機構の解明が重要であり、その課題を中心に多様な窒素固定生物を、目的に応じて自由に有効利用するための基礎的知見を得ることを目的とする以下の研究を計画した。
(1)窒素固定遺伝子(nif)の探策、新窒素固定生物の探策
(2)遺伝子、細胞、共生系、自然生態系レベルでの窒素固定能発現制御機構
(3)窒素固定能の増進、新窒素固定生物の創作
すなわち真核生物を含めた生物について、nifの探索、特性を有した新窒素固定菌の機能調節機構、ラン藻などの光合成窒素固定微生物の活性発現制御機構、共生窒素固定植物の共生機構調節、共生窒素固定能の発現調節機構、自然生態系における窒素固定能の発現調節機構、植物細胞でのnifの存在、導入とその発現機構等が具体的なテーマとして考えられた。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 丸山芳治: 微生物の生態(日本微生物生態学会). 14. 117-128 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 丸山芳治: Nippon Nougeikagaku Kaishi. 60. 1110 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 丸山芳治: Nippon Nougeikagaku Kaishi. 61. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 丸山芳治: "最新微生物ハンドブック(窒素固定)" サイエンスフォーラム, 551(18) (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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