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原子爆弾の新線量推定に基づく影響研究の推進

研究課題

研究課題/領域番号 61308029
研究種目

総合研究(B)

配分区分補助金
研究分野 放射線生物学
研究機関京都大学

研究代表者

佐々木 正夫  京大, 国立大学(その他), 教授 (20013857)

研究分担者 内海 博司  京都大学, 放射線生物研究センター, 助教授 (20025646)
池永 満生  京都大学, 放射線生物研究センター, 教授 (70025378)
野村 大成  大阪大学, 医学部, 教授 (90089871)
二階堂 修  金沢大学, 薬学部, 教授 (60019669)
横路 謙次郎  広島大学, 原爆放射能医学研究所, 教授 (70034618)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1986年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード放射線 / 原子爆弾 / 新線量 / 放射線影響 / リスク評価
研究概要

1981年に米国ロレンスリバモア国立研究所から提出された広島・長崎の原爆放射線の改訂案はヒトに対する放射線影響の評価に直接関係する事件で、世界的に大きな波紋を投じた。大型コンピュータを駆使しての理論推定であり、実測による評価など、我が国の対応が迫られてきた。そうした中で1986年4月にチェルノブイリ原発事故が発生し、放射線影響の定量評価研究の必要性がさらに高まってきた。本研究では、このような状況下で、可能な限りの情報を収集する共に、新線量推定が与える放射線影響研究およびそれに関連した基礎研究へのインパクトを分析し、我が国の研究体制をどのように組織し、どう対応するかという具体策を検討してきた。その結果、大学を中心とし関連分野の研究者を結集した、a)実測による新線量体系の物理学的評価、新しい生物学的指標を取り入れた人体影響の再評価、b)低工ネルギー中性子の生物学的効果など新線量体系の検証と実験的検討に加え、その理論的裏づけとなるc)放射線の生物作用の基礎過程、遺伝的障害発現と伝達の機構および免疫系など障害発現の高次の制御、d)障害発現にかかわる集団構造とリスクの数量化など一連の研究が早急に取り組まなければならない問題であるという共通の理解に達し、昭和63年度発足文部省科学研究費補助金による重点領域研究として、重点領域研究「原爆新線量体系と放射線影響の再評価」を申請した。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 中沢正治: 放射線生物研究. 21. 109-115 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 池永満生: 放射線生物研究. 21. 117-122 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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