研究課題/領域番号 |
61420051
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
電子材料工学
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研究機関 | 慶応義塾大学 |
研究代表者 |
山下 久直 (1988-1989) 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (00051839)
天野 弘 (1986-1987) 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (90050963)
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研究分担者 |
真壁 利明 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60095651)
沢 孝一郎 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (10051674)
玉河 元 慶應義塾大学, 理工学部, 客員教授 (90022970)
天野 弘 慶應義塾大学, 理工学部, 名誉教授 (90050963)
DR. SAWA Kouichiro Associate Professor, Faculty of Science and Technology, Keio University
DR. TAMAGAWA Hajime Guest Professor, Faculty of Science and Technology, Keio University
山下 久直 慶応義塾大学, 理工学部, 助教授 (00051839)
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研究期間 (年度) |
1986 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1988年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1987年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1986年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 液体の破壊前駆現象 / 液体炭化水素 / 液体窒素 / 液体ヘリウム / 純水 / 発光 / 密度変化 / 直鎖状飽和族液体炭化水素 / 全路破壊 / 極性効果 / ストリーマ形状 / ストリーマ進展速度 / 密度変化形状 / 密度変化進展速度 / 発光形状 |
研究概要 |
1.試料液体及び実験方法 実験に用いられた試料は、飽和族液体炭化水素としてnーペンタン、nーヘキサン、nーヘプタン、nーオクタン、nーノナン、nーデカン、シクロヘキサン、メチルペンタン、不飽和族液体炭化水素として、1ーヘキセンとベンゼン、抵抗率の違う純水、及び極低温液体として液体窒素、液体ヘリウムである。実験は、発光写真の撮影、光電流の測定、及びイメ-ジコンバ-タカメラを用いた発光の流し撮りと、シュリ-レン法による破壊前駆密度変化の進展の観測を行い、同時に前駆電流の測定をも行った。 2.発光 炭化水素液体・液体窒素における発光開始電圧は負針の方が正針より低いが、純水に於いては正針の方が低かった。また、炭化水素液体においてそれは飽和族に比べ不飽和族の方が高く、直鎖状に比べ環状の方が高かった。 3.密度変化 密度変化の形状は、正針と負針でその形状が違い、トリ-状とブッシュ状の2種類が観測された。またそれぞれの液体の密度変化進展速度が求められ、やはりこれも正針と負針ではその速度が違い、炭化水素液体は負針で100m/s〜数100m/s、液体窒素と純水では数100m/sであった。又、正針のそれは、1km/s〜数km/s(炭化水素液体)と数10km/s(水と液体窒素)であった。 4.純水 純水の抵抗率及び流速は発光パルスとその波高値に影響し、破壊時の発光形状には影響をおよばさない。 5.液体ヘリウム 破壊電圧は負針の方が正針より低い。
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