研究課題/領域番号 |
61440040
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
支倉 逸人 信州大学, 医学部, 教授 (40049789)
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研究分担者 |
太田 正穂 信州大学, 医学部, 助手 (50115333)
福島 弘文 信州大学, 医学部, 助教授 (70135218)
米村 勇 信州大学, 法医学教室, 助手 (30020762)
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研究期間 (年度) |
1986 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
19,600千円 (直接経費: 19,600千円)
1989年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1987年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
1986年度: 9,500千円 (直接経費: 9,500千円)
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キーワード | セル・ソ-タ- / RH式血液型 / 白血球HLA型 / プロテインA / ホモ接合体 / ヘテロ接合体 / 遺伝子型 / サザンハイブリダイゼ-ション / HLAークラスII抗原 / RFLP / セル・ソーター / Rh式血液型 / De1型D^u型 / RIA / 赤血球型 / ELISA / 血液型 / フローサイトメトリー / 蛍光標識抗体 / 違伝子型 / dosage effect / 法医遺伝学 / 白血球型 |
研究概要 |
細胞膜上の抗原の解析及び定量が自動的かつ客観的に行えるフロ-サイトメトリ-を用いて血液型抗原量を測定することにより、RH及およびHLA各血液型システムにおける遺伝子型判定の可能性につい検討した。その結果D^uDelを含む各種Rh式血液型についてDDホモ接合体とDαヘテロ接合体の区別が可能であった。HLA抗原では、ホモ接合体とヘテロ接合体の識別は可能であったが、ブランク抗原をもつヘテロ接合体との識別は不可能であった。また、アイソト-プを標識したプロテインAを用いて赤血球膜上のABO、RH式血液型抗原活性を測定し、フロ-サイトメトリ-法との比較を行ったところフロ-サイトメトリ-法と同様Rh式血液型の遺伝子型判定が可能であった。ABO式血液型についてもフロ-サイトメトリ-法と同様型判定は可能であるが、AAとAOの遺伝子型の区別は不可能であった。さらに、HLA型で見られるブランク抗原とのヘテロ接合体を識別するために、特にHLA-DR抗原について白血球から抽出したDNAを各種制限酵素で分解し、電気泳動後、サザンハイブリダイゼ-ションを行って制限酵素切断断片長の多型性を観察するDNAタイピングを行うことにより、血清学的な手法では検出されないブランク遺伝子の検出と遺伝子型判定の可能性について検討した。その結果家族検査で明らかにブランク抗原を持つ細胞から得たDNAの制限酵素切断長の多型性パタ-ンは、ホモ接合体を持つ培養B細胞株から抽出したDNAで得られた制限酵素切断長の多型性パタ-ンと異なったバンドが観察され、被検細胞がホモ接合体かブランク抗原を作る遺伝子とのヘテロ接合体であるかの判定が可能であった。
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