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婦人を対象とした看護方法の開発に関する基礎的研究ー愁訴に影響する諸要因の分析か

研究課題

研究課題/領域番号 61440087
研究種目

一般研究(A)

配分区分補助金
研究分野 看護学
研究機関千葉大学

研究代表者

前原 澄子  千葉大学, 看護学部, 教授 (80009612)

研究分担者 内海 滉  千葉大学, 看護学部, 教授 (60009660)
桑名 佳代子  千葉大学, 看護学部, 助手 (70154531)
茅島 江子  千葉大学, 看護学部, 助手 (70125920)
江守 陽子  千葉大学, 看護学部, 助手 (70114337)
石井 トク  千葉大学, 看護学部, 助教授 (10151325)
研究期間 (年度) 1986 – 1989
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
1989年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1988年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1987年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1986年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
キーワード婦人 / 性周期 / 妊娠 / 産褥 / 中高年 / 愁訴 / 看護 / MDT(Mirror Drawlag Test) / MDT(Mirror Drawing Test) / MDT / GSR / 脳波
研究概要

本研究では、婦人に対する看護方法の開発のための基礎的研究として。性周期各期、妊娠期、産褥期、中高年各期における婦人の各種の愁訴とストレス負荷による生理学的反応との関連について検討し、各期婦人の愁訴と生理学的反応の特徴を見い出した。 なお、20ー29歳非妊群の全体の平均値はコントロ-ルとして他の時期との比較に用いた。
1. 性周期(20ー29歳)
MDT一周描写時間(ST)は、黄体期が月経時よりも有意に長かった。GSR自発反射の出現数は、卵胞期と月経時ではMDT負荷後に減少する傾向があるのに対して、黄体期ではMDT負荷前後でほぼ同様の値を示した。脳波は、卵胞期でMDT負荷前後の変化が最も少なく、黄体期ではMDT負荷後にα波が増加し、月経時はδ波が増加する傾向にあった。愁訴は、月経時おいて、MDQの痛み群が卵胞期よりも有意に高く、自律神経失調群が黄体期よりも有意に高かった。
2. 妊娠期・産褥期
STは、妊娠期。産褥期ともにコントロ-ル群に比して有意に長かった。GSR自発反射の出現数は妊娠後半期、産褥期ではコントロ-ル群に比して有意に多く、GSR刺激反射の出現数は、妊娠後半期でコントロ-ル群に比して有意に多かった。脳波は、妊娠期ではMDT負荷前後で変化が少なかったのに対して産褥期でMDT負荷後にδ波が増加する傾向を示した。愁訴は、妊娠後半期で状態不安がコントロ-ル群に比して有意に高かった。
3. 中高年期(30ー49歳)
STは、コントロ-ル群に比して有意に長く、GSR自発反射の出現数も有意に多かった。脳波は、MDT負荷後にα波が増加する傾向にあり、不安、疲労の得点が高い群ほどδ波が増加する傾向にあった。

報告書

(6件)
  • 1990 研究成果報告書概要
  • 1989 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1988 実績報告書
  • 1987 実績報告書
  • 1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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