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子どものよい動きのとらえ方ー各種スポーツ動作の自動診断システムの開発ー

研究課題

研究課題/領域番号 61440088
研究種目

一般研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関東京大学

研究代表者

宮下 充正  東京大学, 教育学部, 教授 (80023571)

研究分担者 武藤 芳照  東京大学, 教育学部, 助教授 (10143330)
研究期間 (年度) 1986 – 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
8,500千円 (直接経費: 8,500千円)
1987年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1986年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
キーワード動作解析 / 筋電図 / 床反応 / 跳躍動作
研究概要

本研究の目的は, 走る, 跳ぶ, 投げる, 打つといった基本的なスポーツ動作に着目し, どのような動作が良い動作かということを多角的に解析できるシステムを開発すること, さらに, それを子どもの動作の診断・評価に応用することである.
従来行なわれてきた画像解析に加えて, 良い動作を力の発揮からも評価するために, 筋電図と床反応の記録を同一時係列でコンピュータに取り込み, 処理するシステムを開発した. 筋電図記録では, 多くの主要な筋から記録を導出しつつ, 動作制限を最小限にするためにテレメータ法を導入した. これにより, 同時に8ヶ所の筋電図記録を可能にした. また, 床反力測定では, 各種スポーツ動作が支障な(実施できるよう大型床反力計(60cm×120cm)を導入した. これら運動力学的データを多角的に処理するためには, プログラム作成の容易な汎用型コンピュータが必要であり, これを導入することによって動作の診断・評価がより信憑性の高いものとなった.
本システムを自動診断システムへと展用していくためには, 診断・評価の指標と基準が必要となる. そのために, 子どもの動作への応用に先立ち, 本システムを用いて, 各種スポーツ動作の熟練者, 未熟練者の動作を測定した. 測定動作は(1)ゴルフ・スウィング(2)野球の打撃(3)テニスのサービス(4)剣道の面打ちであった. 現在, 動作解析システムによって得られた各動作データから, 良い動作の指標, 評価基準を作成中であり, これに61年度実施した子どもの跳動作の資料をあてはめて検討を加えていく予定である.

報告書

(2件)
  • 1987 実績報告書
  • 1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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