研究分担者 |
浦野 弘 東京学芸大学, 教育学部, 助手 (50185089)
横山 節雄 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (20090532)
榊原 雄太郎 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90014753)
河井 芳文 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20014714)
岡山 誠司 一橋大学, 経済学部, 教授 (00016255)
伊藤 一郎 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (60134764)
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研究概要 |
(1)ランダム配置データによる作図システムの開発 本研究グループで開発した等値線作図ルーチンは, 格子点に配置された z=f(x,y) のデータを等値線図化するためのFORTRANサブルーチン集である. 約10のモジュールから構成され, 実行時使用領域は約1MBである. 本研究ではランダム配置のデータを格子点データ化するサブルーチンを開発し, システムに加えた. この結果, 気象通報のように, 気圧=f(緯度,経度) で与えられるデータから, 等値線図(この場合は天気図)を作図することが可能となった. (2)パソコンでの教材開発システムの開発 汎用計算機の図形出力をBASICのプログラムに変換するソフトウエアを開発した. これを利用し, 等値線作図ルーチンの出力を, BASICのステートメント化し, 通信回線を通して学校で利用することが可能となった. また, このソフトウエアはパソコンに接続されたXYプロッタにも図形を出力することができるため, 学校での利用が容易になった. (3)パソコンでの自動作図システムの開発 さらに, 等値線作図ルーチンをパソコンに移植し, 配列の縮小などソースプログラムを一部修正することでパソコン用FORTRANシステムで稼働させることが可能となった. 気象通報の入力システムと組合せることで, パソコンで自動作図が可能となり, (2)とあわせ教育現場での利用法が一層容易になった. しかし, このシステムはXYプロッタには出力できない.
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