研究課題/領域番号 |
61460005
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
数学一般
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田中 俊一 九州大学, 理学部, 教授 (00028127)
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研究分担者 |
柳川 〓 九州大学, 理学部, 助教授 (80029488)
工藤 昭夫 九州大学, 理学部, 教授 (00037144)
藤野 精一 九州大学, 理学部, 教授 (20037146)
藤井 一幸 九州大学, 理学部, 助手 (00128084)
河原 康夫 (河原 康雄) 九州大学, 理学部, 助教授 (90091181)
土屋 卓也 九州大学, 理学部, 助手 (00163832)
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研究期間 (年度) |
1986 – 1987
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研究課題ステータス |
完了 (1987年度)
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配分額 *注記 |
5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1987年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1986年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | ランダムアルゴリズム / 並行プロセス / 組合せ最適化 / NP完全問題 / 巡回セールスマン問題 / 分散型計算 |
研究概要 |
この研究は計算科学の立場から複雑システムを研究することを目的としている. とくに組合せ最適化と並行プロセスの理論がそれぞれ量的な複雑さを対象とし, 計算機システム・プログラミングの枠をこえた普遍性を持つものとして捉え, 具体的な系との関係を検討した. いずれの場合もアルゴリズムのランダム化のはたす役割が大きい. 特に並行プロセスにおける資源割り当て問題の典型と考えられる「哲学者の食事問題」のランダム化であるRabin等の結果はその方向で最初でかつ基礎的なものであるが問題の設定, 証明に不明瞭な点が多く見られた. その定式化を明確にして完全な証明を報告書に記した. さらに今後の課題としてこれらの問題が複雑システムとしての生物の理解にいかに寄与しうるか準備的な検討を行っている.
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