研究概要 |
CCDへのX線照射実験を行うため,CCDドラクバ,駆動回路,画像バックァメモリー,アナログ系の設計・想作を行なった. また〓X線(0.2〜2KEV)をCCDに照射できる冷却真空空器を製作した. 一方,三洋電機の3相CCDを用いて1〜3keV領域での照射実験を行ない良好なX線画像の取得に成功した. (X線工学技術と応用研究会集録に発表済). また将来の実験に最適のCCDを選ぶため,原理的な面からと具体的な面からメーカーの各品種について検討した. さらにCCDのX線撮像素子としての使用限界についても検討を加えた. これらの結果は,常用の論文,"X線撮像素子としてのCCD"にまとめられている. これらの研究にCCDがX線撮像素子として使用可能であるとの見通しを得た. 今後,現在製作中のCCDデータ処理システムを用いて高速・高精度の画保取得システムを完成させる.
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