研究課題/領域番号 |
61460153
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
船舶抵抗・運動性能・計画
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
前田 久明 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80013192)
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研究分担者 |
藤野 正隆 東京大学, 工学部, 教授 (10010787)
木下 健 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70107366)
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研究期間 (年度) |
1986 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
1988年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1987年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1986年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 複合環境外力 / 風荷重 / 潮流力 / 波浪荷重 / 波強制力 / 多方向波 / 浮体運動 / 海洋構造物の運動 / 海洋構造物 / 係留 / 長周期運動 |
研究概要 |
本研究は、昭和61年度から3ケ年にわたり文部省科学研究費補助金(一般研究B)を受けて実施されたもので、風、波、潮流の複合環境外力下での浮遊式海洋構造物に作用する流体力ならびにその挙動に及ぼす風、波、潮流の干渉影響を明らかにすることを目的とした。 研究内容は次の7項目に分類される。各項目毎に研究内容とその成果をまとめることにする。 1)風、波、潮流の複合環境外力下での浮体の挙動に関する研究の現状 関連する文献58件を調査し、浮体としては大型浮体とライザー管等の水中線状構造物を対象として、風、波、潮流の各種組合せによる研究を分類した。複合環境外力の相互干渉影響に言及した研究は殆んど見られない。 2)多方向波の計測法、解析法に関する研究 試験水槽における多方向規則波の発生法、計測法の問題点を明らかにし、その対応策を提案した。 3)多方向波中の浮体ならびにライザー管の挙動に関する研究 運動応答解析法を明らかにした。 4)風、潮流中での浮体に作用する流体力に関する研究 研究の現状をまとめ、問題点を指摘した。 5)風、波中での浮体に作用する流体力に関する研究 セミサブリグのデッキの風圧力に及ぼす風、波の相互干渉を調べた。 6)波、潮流中での浮体に作用する流体力に関する研究 没水柱体の抗力、揚力に及ぼす波、潮流の相互干渉を調べた。 7)潮流中での剥離流れの計算法に関する研究 離散渦法による角柱まわりの剥離流れの計算法を開発した。
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