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コンクリート構造の変位制御準動的載荷装置制作と耐震設計計算システム評価用データ

研究課題

研究課題/領域番号 61460161
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 コンクリート工学・土木材料・施工
研究機関東京都立大学

研究代表者

山崎 淳  東京都立大学, 工学部, 助教授 (80111475)

研究期間 (年度) 1986 – 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
1987年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1986年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
キーワードearthquake / simulated seismic response / 鉄筋コンクリート構造 / 地震応答 / 準動的載荷試験 / 非線形
研究概要

コンクリート構造物がその基礎部で任意の地震動を受けるときの損傷や破壊の過程を超低速で模擬的に起こすための載荷実験装置を制作した. 加力のために, ねじ棒を用いる機械式であること, 正負単軸方向の加力源に回転モータを用いている点が従来の類似の目的のための装置と異った特徴である. 指定した位置までの載荷点の移動に対応するモータの回転角との関係が既知であるので, 制御はモータの指定の回転角になるべく近い位置で停止させることにあり, 載荷実験の所用時間は, 与えられた負荷のもとで指定回転角へ駆動軸を回転させ, 停止させる制御の所要時間に支配される. 本機は, 最大1.0tの負荷を受け, 最大変位6mmになるような継続時間10秒程度の実地震に対する鋼製の降伏しない供試体の応答を200ステップの時間刻みで模擬した場合, 1ステップの所要時間は平均18秒であった. これは, 最大慣性力1.0t程度の地震10秒間の応答を約1時間で模擬することに相当する. 装置の動力発生, 伝達, 制御の電子回路, そのプログラムの作動は, 意図したものが得られた. 動力伝達経路における遊びに対する補正が必要であることがわかった. 種々の構造物の任意の地震に対する模擬(超低速)応答実験を行う装置が得られたのであり, コンクリート供試体実験データの集積は継続中である.

報告書

(2件)
  • 1987 研究成果報告書概要
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 早川, 長浜, 山崎: コンクリート工学年次論文報告集第10巻. 10. (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hayakawa, Nagahama, Yamazaki: "Assessing Earthquake Damage on Concrete Structures Using Static Pseudo-Dynamic Tests (in Japanese)" Proceedings of the japan Concrete Institute. 10. (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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