研究課題/領域番号 |
61460170
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
森 忠次 岡山大学, 工学部, 教授 (00025850)
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研究分担者 |
谷口 健男 岡山大学, 工学部, 助教授 (30026322)
岡本 厚 京都大学, 工学部, 助手 (30026265)
明神 証 岡山大学, 工学部, 教授 (90025940)
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研究期間 (年度) |
1986 – 1987
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研究課題ステータス |
完了 (1987年度)
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配分額 *注記 |
5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
1987年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1986年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
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キーワード | リモートセンシング / 土地被覆 / 土地利用 / 地域調査 / 電磁波 / 主成分 / 経時変化 / 写真測量 / 計測 / 地域計画 / 分類 |
研究概要 |
土地被覆状態の実状ならびに変動箇所の把握は、地域の各種の計画立案に当たっての基礎資料を与えるものであるから、目的に応じて必要とするデータの内容と精度が異なる。したがって、土地被覆調査法も目的に応じて異なることになる。その中での一般方針は、地上データとリモートセンシングとを巧みに組合せることである。つぎには、わが国のように、すでに基礎的な調査資料が集まっているようなところでは、調査頻度が少ないことが欠点であることが多い。これを改善する方法は、変動箇所を早く発見することである。変動したことがわかれば、変動の内容を正しく把握することは容易である。 以上のような考えから、電磁波のディジタル記録を用いて、計算機処理によって土地被覆変化箇所抽出作業のかなりの部分を自動的に実行できる方法を考察した。自動化には作業システム全体について考察が必要であるが、ここでは部分的な事項のみしか研究の対象としていない。その主要点は、地上測量データの特徴をとり入れて位置合わせを行うこと、計算機による記録同士の対応点のマッチング方法を改善すること、異なった時期の記録から地表被覆の変化した場所のみの抽出をなるべく箇潔に実施する方法を案出することなどである。当初に予定した良好な電磁波記録が予想以上に取得困難であったので、実証が少し不十分であるが、基本的な部分についての改良は得られた。
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