研究概要 |
(1)臨床画像;臨床画像については既に多数の症例についての脳動脈造影について画像の集収を行っている. また同一症例について超音波Doppler法を用いて両側頚動脈の血流速と血流量についての測定を行い比較を行っている. (2)高S/N比画像収集;(1)結果については可能な限り高いS/N比を得るために撮像管から直接Time Base Correcterを介して高速光動画Disk Recorderに画像Dataを記録している. (3)3次元再構成;アルゴリズム:正面,側面の2方言脳血管造影像をAーD Converterを介してミニコンピュータに入力し2次元画像処理を行った上で3次元画像を再構成し, その結果を使用し血流量,血流速を導出する. 以下にプログラムの概要を述べる. i)2次元画像処理 ii)三次元対応による3次元再構成法 iii)3次元表示;3次元再構成した画像データーをワイヤー・フレーム表示を行なう. iv)血流速測定アルゴリズム;今日新たに開発した拡張した相関々数法を用いて各部位での血流速を測定する. v)(iv)の結果を(iii)の結果を用いて血管径,血管容積と血流速を用いることにより血流量の分布を導出する. (4)得られた血流速,血流量のデーターを超音波Doppler法を用いて求めた血流速は比較し, 広い一致を見た.
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