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都市化過程における青少年の生活構造の変容に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 61510081
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関九州大学

研究代表者

住田 正樹  九州大学, 教育学部, 助教授 (20036081)

研究分担者 渡辺 安男  香川大学, 教育学部, 助教授 (10109142)
研究期間 (年度) 1986 – 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1987年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1986年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード青少年 / 子ども / 社会化 / 生活構造 / 都市化
研究概要

本研究においては, 青少年の生活構造を社会化の視点から, 生活関係を基軸として, 生活行動とその関連諸要因-生活目標, 生活手段, 生活時間, 生活空間-の全体関連的な組み合わせの一定のパターンと規定し, その現代的様相および都市化との関連における変容過程を明らかにしようとした.
そこで, 都市化が急激に進展しつつある地域社会として瀬戸大橋の架橋地である香川県坂出市とその周辺地域を調査地として選定し, 都市部, 都市近郊, 島嶼部の三つの地域類型を設定して, 比較しつつ課題にアプローチすることとした. そして, それぞれの地域に居住する小学校2年生, 4年生, 6年生および中学校2年生, 高校2年生(都市部のみ)を対象に集合調査・留置調査による質問紙調査を実施した. また, これとは別に青少年の育成活動に携わる各種の関係団体の代表者を対象にした聴取調査を行ない, 青少年の生活構造に関する各種の資料および意見を収集した.
調査の結果, 大要つぎの諸点が明らかになった.
1.青少年の生活構造の様相は各地域類型によって異なること, つまり都市化によって変容していくこと.
2.青少年の生活構造の様相は青少年の年齢の上昇とともに変化していくこと. 特に中学生以降の生活構造のパターンは多様化すること.
3.しかし, 年齢による生活構造の変化の様相のパターンは各地域類型ともに近似的なパターンを示していること.
4.家族・学校・地域とに区分した青少年の生活領域における生活関係のそれぞれの様相は相互関連的な関係にあること.

報告書

(2件)
  • 1987 研究成果報告書概要
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 住田正樹: 比較教育文化研究施設紀要(九州大学教育学部附属比較教育文化研究施設). 39. (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masaki Sumida: "A Working Mother's Influences on the Child's Neiboring Life." "RESEARCH BULLETIN" THE RESEARCH INSTITUTE OF COMPARATIVE EDUCATION AND CULTURE, KYUSHU UNIVERSITY. 39. (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 住田正樹: 九州大学教育学部紀要. 33. (1988)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 住田正樹: 九州大学教育学部紀要. 34. (1989)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺安男: 香川大学教育学部研究報告. (1989)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 住田正樹: "子どもの生活構造と地域社会" 200 (1989)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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