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日米自動車産業の経営史的国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 61530074
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 商学・経営学
研究機関法政大学

研究代表者

下川 浩一  法政大, 経営学部, 教授 (70061075)

研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
1986年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード自動車産業 / 部品産業 / 自動車国産化対策 / 自動車国際分業
研究概要

急速な円高進行によって日本の自動車産業と部品産業の国際化は急ピッチで進んでいる。本年度この研究課題のもとに日米自動車産業の国際化と世界戦略の比較と東南アジアNICS諸国の自動車産業が日米自動車メーカーの世界戦略のもとにどのように位置ずけられつつあるかを重点的に研究した。論文「世界自動車産業におけるグローバリゼーションの展望」ではフォードとGMのワールドカー構想の背景と問題点を明らかにし、日本自動車メーカー及び部品メーカーの対米、対欧進出戦略とNICSの韓国と台湾を含めた国際分業の進展について論じ、將来における国際分業の二つの形態として製品別国際分業と工種別分業が実成車とコンポーネントのそれぞれのレベルで発展する可能性があることを指摘し、これらが可能となる条件は何であるかを分析して、グローバリゼーションの將来展望を試みた。論文「本格的生産に乗り出したアジア自動車産業-台湾,マレーシア-」では、台湾とマレーシアの自動車国産化政策の推移と現状を紹介し比較検討した。そしてとくに台湾を中心とする日米メーカーの現地メーカーとの提携関係と分業構想,部品メーカーの進出状況,台湾政府の新自動車工業発展方策が国際分業基地としての台湾の役割を明確に打出しており、日米メーカーがこれと協力関係に入ることでアジア地域の自動車国際分業の構図に極めて重要な位置を占めることを指摘して、グローバリゼーションの具体化がどのように進むかを考察している。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 下川浩一: ビジネスレビュー. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] K.Shimokawa: MIT International Motor vehicle Program's Periodical. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 下川浩一: 自動車工業. 20巻. 9-24 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 下川浩一: エコノミスト. 64. 28-33 (1981)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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