• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

プラン・コンタブルの基礎的・一般的研究

研究課題

研究課題/領域番号 61530082
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 会計学
研究機関神戸商科大学

研究代表者

野村 健太郎  神戸商科大, 商経学部, 教授 (00047474)

研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
400千円 (直接経費: 400千円)
1986年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード統一会計 / 会計標準化 / フランス会計 / EC会計 / 国際会計 / 公会計 / 社会計 / 地方公共団体会計
研究概要

フランスのプラン・コンタブル・ジェネラルは、同国の会計研究および会計実務の両面において重要な位置を占めている。また、フランス語圏諸国,とりわけアフリカ,中東諸国の会計にも重要な基礎となっている。国際会計という観点でみた場合、フランスのプラン・コンタブルは重要な地位を占めているのである。
今年度の研究は、フランスにおいてプラン・コンタブルが公会計においてどのような関連性を有しているかについてまず研究を進めてきた。私企業会計との関連性については従来から相当堀り下げた研究が行われてきているが、国や地方公共団体,さらには公企業等に関する会計,つまり公会計に対してはプラン・コンタブルがどのような関連にあるのかという点については十分な究明が行われてきたとはいえないからである。
プラン・コンタブルの主要な特徴は、会計で用いられる勘定科目について統一的な番号を付するとともに、その勘定運用につき詳細な説明を行っているところにみられるが、これを国の会計,地方公共団体の会計に対しても深い関連性をもたらそうという意図を窺うことができたが、ただし、国や地方公共団体という公的セクターには私企業の私的セクターとは組織運営上、若干異なった特質がみられるところから、会計上においては全面的にプラン・コンタブルの全体系をとり入れることが困難な面が存することも理解しえたのである。しかしそれにも拘わらず統一的会計制度を同国で推進して、一貫した情報を入手せしめ、比較可能性ある情報把握を可能にすることにおいて、会計を管理運用面で十分活用していきたいという立場は理解しえたのである。
さらに、プラン・コンタブルと国民経済計算つまり社会会計との関連についても研究を行い若干の知見を得た。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi