• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

会計監査からみたコンピューター監査のコンセプトと機能要件に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 61530083
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 会計学
研究機関青山学院大学

研究代表者

大矢知 浩司  青山学院大, 経営学部, 教授 (40024921)

研究期間 (年度) 1984 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
180千円 (直接経費: 180千円)
1986年度: 180千円 (直接経費: 180千円)
キーワードシステム監査 / 内部統制システム / 内部統制質問書
研究概要

内部統制システムとは、内部経営統制のために、経営体の内部で採用されている個々の具体的な統制技法たる諸要素がそれぞれ一定の仕方で結合し、一定の体系を形成し、それらが複合体をなしているとき、その体系を一定の形の仕組みとして把握するときに成立する概念である。財務諸表監査では、このような内部統制システムの機能を監査構造にとりいれている。すなわち財務諸表監査は、内部統制システムの有効性の程度に応じて試査でよいという。そこで、監査人はいわば先決変数を決定するため、まず内部統制システムの有効性を調査・評価する必要がある。その有力な方法として内部統制質問書が開発されているが、従来の質問書の問題点は、内部統制質問書をアルゴリズム化し、質問項目のデータベースを作成して、パソコン等による「内部統制調査・評価システム」を開発していくことにより解決できる問題である。まず、次のキーの組合わせ別の内部統制質問書を作成する。(イ)業種,業務,規模,システム等,(ロ)システム全体,センター,端末,ネットワーク等(ハ)質問書回答者の職務別,(ニ)システム監査の進行別,(ホ)安全体策等の対策別(ヘ)システム全体,プログラム別等である。次に、各内部統制技法間の関連-代替性および補完性、質問項目ごとのコントロール目的と各プロセスにおける有効性の分析が必要である。第3に、調査結果の評価・解析には、各業種のシステム関係者に各統制項目ごとに5段階評価で評点を依頼し、デルファイ法により格付けする。現在ある程度動くシステムを考えており、その完成後に監査人、システム関係者に示して意見を聞くというプロトタイピングにより具体的なニーズを引き出し、改善を加えていくプロセスを進めていく。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 大矢知浩司: 公益法人. 15-4. 4-12 (1984)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 大矢知浩司: 青山経営論集. 20-2・3. 271-293 (1985)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 大矢知浩司: 北海学園大学経済論集. 33-3. 31-45 (1985)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 大矢知浩司: 公益法人. 17-1. 4-11 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 大矢知浩司: 日本大学商学部情報科学研究所紀要. 2. 19-27 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 大矢知浩司: 企業会計. 39-3. 87-94 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi