研究課題/領域番号 |
61540004
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代数学・幾何学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
本瀬 香 弘前大, 理学部, 教授 (60020666)
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研究分担者 |
倉坪 茂彦 弘前大学, 理学部, 助教授 (50003512)
高橋 敬夫 弘前大学, 理学部, 助教授 (70003324)
古田 孝之 弘前大学, 理学部, 教授 (40007612)
畠山 洋二 弘前大学, 理学部, 教授 (70003308)
高橋 宏一 弘前大学, 理学部, 教授 (90000182)
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研究期間 (年度) |
1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1986年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 群 / 多元環 / 群多元環 / 根基 / 巾零指数 / 表現 |
研究概要 |
研究目的に少しでも近づくために、具体的な群の群多元環についてその根基の巾零指数をコンピューターを使い計算した。しかし非常に大きな有限体を計算するため、かなりの大型計算機でも非常に大変である。有限体そのものは大きくても計算可能であるが、それから群を作り、群多元環の根基の巾零指数となると大変な計算である。しかし、小さな有限体の上ではかなり計算が可能であり、十分とはいかないまでも、かなりの数学的実験データーが集まり、それなりの結果は得たと思われる。したがってこの研究での実績は、研究実施計画に従って考えると次の2点である。 (1)大きな位数の有限体はコンピューターで具体的に計算可能にしたこと。 (2)小さな位数の有限体から作られる群の群多元環の根基の巾零指数が具体的にコンピューターによって計算可能になったこと。 しかしながら、非常にきびしい予算的制約もあり、ある程度の一般的な理論を形成するにはいたらなかった。
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