研究課題/領域番号 |
61540025
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代数学・幾何学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
小宮 要 山梨大, 教育学部, 教授 (60020327)
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研究分担者 |
澤田 衛 山梨大学, 教育学部, 助教授 (10020372)
安尾 南人 山梨大学, 教育学部, 助教授 (20115322)
中井 喜信 山梨大学, 教育学部, 助教授 (40022652)
佐藤 眞久 山梨大学, 教育学部, 助教授 (30143952)
宮本 泉 山梨大学, 工学部, 助教授 (60126654)
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研究期間 (年度) |
1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1986年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | Algebraic curve / Weierstrass point / Wronskian;rational point / Representation / Q F-3 algebra / Oriented graph / Weyl sum / perfect group / Bott map / 偏微分差分作用素 |
研究概要 |
代表者は栗林泉(筑波大数学)等と数回にわたって研究会を持ち、代数曲線の合同ゼータ関数に関するリーマン予想の類似の初等的証明について、E。Bombieri(Proc,A.M.S.Sympos,Pure Math.28(1976))、K.-O.S【o!¨】hr & J.F.Voloch(Proc.London Math.Soc.52(1986))等の仕事の検討を行い、曲線上の有理点の評価にもWeierstrass点の理論論が有効に利用できることを認識した。分担者佐藤は多元環の表現論で残された重要な問題である、次元列で決まる多元環の分類問題の研究を進めた。これに関して、1986年国際数学者会議(カリフォルニヤ大)、日本数学会秋季総合分科会(千葉大、1986、9)、および「環の表現とDuality」の研究集合(京都大学数理解析研究所、1987、2)において報告した。分担者中井は指数和、特に3次の実多項式についてのWeyl和の評価をY.-N.Nakai(Nagoya Math.J.52(1973))とのの関連において調べ、一種の反転公式に相等する結果を得ている。分担者安尾は近年続けてきた写像空間のホモトピー型に関する研究の一つとして、R.WoodのK理論における古典的結果に対応するホモトピー同値の具体的構成を行い、「ホップ空間」の研究集会(岡山大、1986.12)で報告した。分担者澤田は偏微分作用素の基本解について、これまでの結果を拡張した。その他の分担者ももそれぞれ実施計画に従って研究を進めた。 また、次のような研究会を開いた。7月には、村田全氏(立教大理)を招いて、B.RiemannのMannigfaltigkeitの概念の形成過程等について;10月にはAndrzej Nowicki氏(信州大理、研究留学生(コペルニクス大))を招いて、多項式環に関するJacobian Conjectureを中心にした話題について;12月には、藤井一幸氏(九州大理)を招いて、高次元Yang-Mills理論の可能性や最近話題のString Theoryとの関連について、それぞれ研究会を開いた。
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