• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

多様体のトポロジーと種々の構造

研究課題

研究課題/領域番号 61540045
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学・幾何学
研究機関広島大学

研究代表者

菅原 正博  広島大, 理学部, 教授 (60033776)

研究分担者 藤越 康祝  広島大学, 理学部, 教授 (40033849)
十時 東生  広島大学, 理学部, 教授 (70027366)
西 三重雄  広島大学, 理学部, 教授 (50033775)
岡本 清郷  広島大学, 理学部, 教授 (60028115)
松本 堯生  広島大学, 理学部, 助教授 (50025467)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1986年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード多様体 / トポロジー / リー群の位相 / ホモトピー論 / H空間
研究概要

1.多様体で位相群をなすリー群Gを、ホモトピー論の観点からH空間として考察し、Gの自己ホモトピー同値写像fがGのH空間となるどんな構造についてもH写像となるための条件を研究し、fはGの整係数コホモロジー群の自由部分の自己恒等同形を誘導することが必要条件である、という古典群に対する定理を例外群に対し一般化した(菅原,澤下との共著)。また、コンパクトなリー群Gについて、可微分G多様体Mは実解析的G多様体と同変微分同相となることを示し、応用として軌道空間M/Gの三角形分割を誘導するようなMのG-CW複体としての構造が存在し、しかもある意味で一意的であることを示した(松本,塩田との共著)。なお、非コンパクト3次元多様体が【P^2】既約で有限生成な基本群をもつとき、その端から境界を見出すことができるための条件として知られていた端の安定性を半安定性に弱めた研究成果がえられ(垣水(院生))、これは低次元多様体のトポロジーの研究における一つの新たな方法となりうるものと期待される。
2.多様体の幾可・代数的構造,多様上の解析学および確率論等への応用の方面では、以下の研究成果をあげることができる。停留的で軸対称なアインシタイン・マクスウェルの方程式のリー群論的考察およびカッツ・ムーディのリー群に関する研究(岡本)。実簡約可能リー群上のアインシタイン積分のハリス・チャンドラ展開における係数の評価に関する研究(橋爪(協力者))。階数がnの極大な順序体の構造の解明(西,来嶋との共著)。エルゴード理論における片側同形問題のヘリックス法による解明,とくにベルヌイ変換の場合の研究(十時,久保との共著)。分布における目盛混合状態の漸近展開に対する誤差の限界に関する研究(藤越)。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 菅原正博,澤下教親: Hiroshima Mathematical Journal. 17. 219-224 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 松本堯生,塩田昌弘: Advanced Studies in Pure Mathematics. 9. 41-55 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 岡本清郷: Advanced Studies in pure Mathematics. 12. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 西三重雄,来嶋大二: Hiroshima Mathematical Journal. 17. 157-168 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 十時東生,久保泉: Proc.5th Japan-USSR Symp.on Prob.Theory. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 藤越康祝: Hiroshima Mathematical Journal. 17. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi