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空間上に与えられたベクトル束の拡張可能問題

研究課題

研究課題/領域番号 61540049
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学・幾何学
研究機関福岡教育大学

研究代表者

牧 春夫  福教大, 教育学部, 教授 (60031788)

研究分担者 濃野 聖晴  福岡教育大学, 教育学部, 助教授 (10117046)
内山 充  福岡教育大学, 教育学部, 助教授 (60112273)
櫻井 孝俊  福岡教育大学, 教育学部, 助教授 (80153956)
治井 秀喜  福岡教育大学, 教育学部, 教授 (30033856)
西川 充  福岡教育大学, 教育学部, 教授 (40036900)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1986年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードベクトル束の拡張問題 / レンズ空間 / カテゴリーのK群 / トポロジー
研究概要

交付申請書に記載した計画にもとづいて研究した結果、いくつかの成果を得た。以下、【L^n】(q)は、modqレンズ空間を意味するものとする。
1.まず【L^n】(【2^2】)上の複素束の拡張不可能性を研究し、その証明に必要な予備定理のいくつかは 【L^n】(【2^a】)に対しても考察した。 【L^n】(【2^2】)上の複素束ξで次の束に安定同値なものを考える。もしも、次の条件【i】【ii】をみたす整数Mがあれば、M>Nであり ξは【L^m】(【2^2】)上に拡張不可能である。その条件は、【i】【ii】
2.次に、【L^n】(q)が(2N+1+k)次元ユークリッド空間1R(k>0)にはめこまれているとし、fをそのはめこみとする。fの法束vのw次テンソル積【V^w】=V【x!○】…(w)…【x!○】Vの複素化C(【V^w】)のバンドルの性質とその拡張不可能性を研究して次の結果を得た。次の条件【iii】【iv】をみたす偶数MがあればC(【V^w】)は【L^M】(q)上に拡張不可能である。(なおC(【V^w】)は次の形の束:に安定同値であり、その{Ai}を明確に求める事もできる。)その条件とは、【iii】 【k^w】<M<【2^(b-1)】,(iv)ここに B=ΣAi(1≦Oddi≦q/2-|),である。
(iv)ここに B=ΣAi(1≦Oddi≦q/2-|),である。
3.2においてw=1とおき、MをM=1+kにとりうるならばC(【V^w】)は【L^k】(q)に拡張可能、【L^(k+1)】(q)に拡張不可能であるという結果もうる。以上は実施計画の(1)(3)を中心とする成果の概要である。その他の成果として次がある。
4.カテゴリーのK群と類似のK群を構成しているが、その基礎的部分を整備検討した。しかし拡張問題ヘの応用までには至っていない。
5.各研究分担者も役割分担に応じて研究を行った。当課題と関係領域科学との関連問題をさらに研究してみたい。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 牧春夫: 「Manuscripta Mathematica」. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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