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ガウスの和およびヤコビの和の研究

研究課題

研究課題/領域番号 61540057
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学・幾何学
研究機関東京都立大学

研究代表者

三木 博雄  都立大, 理学部, 助教授 (90107368)

研究分担者 疋田 輝雄  東京都立大学, 理学部, 助教授 (50011763)
石川 武志  東京都立大学, 理学部, 助教授 (10087017)
武内 謙介  東京都立大学, 理学部, 教授 (90087023)
遠藤 静男  東京都立大学, 理学部, 教授 (80087014)
石田 信  東京都立大学, 理学部, 教授 (40087010)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1986年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードガウスの和 / ヤコビの和 / ヘッケ指標 / フェルマー曲線 / スティケルベルガーの定理 / 円単数 / べき剰余記号 / 虚数乗法
研究概要

1.ヘッケ指標の理論との関連性については、ヤコビの和によって定義されるヘッケ指標の導手を決める問題が、ガウスの和の人進展開(mod【Π(-n^(l+1))】)を用いることにより、【l^2】の場合に解決された。一般の場合には、今まで知られていた結果よりよりよい下からの評価がえられた。
2.Ullomのidempotent,【log_x】g(χ)(g(χ)はガウスの和,【log_I】はl進log)のidempotentによる分解等整数表現の理論との関連においては、われわれの得たg(χ)のl進展開(mod【Π^l】)の新しい公式と岩沢の公式とが、スティケルベルガーの定理を用いることにより、lの場合には同値になることを証明した。それによって、岩沢の公式の、ノルム剰余記号に関するアルティン・ハッセの公式を用いない、初等的証明が得られた。
3.ヤコビの和とフェルマー曲線との結びつきは古来重要であって、この点について十分に発展の余地があるが、今のところ新しい知見・結果はえられなかった。
4.スティケルベルガーの定理との関連については、2.に述べたとおりである。
5.類体論の相互法則、特に円単数のべき剰余記号のexplicit fonmnlaと,われわれの得たガウスの和のl進展開とが、スティケルベルガーの定理を通してみると、非常に深いことが明らかになった。
6.虚数乗法論は、フェルマー曲線のヤコビ多様体が虚数乗法をもつという点で、3.との関連において、今後ともますます重要になってくると思われる。
7.伊原,アンダーソン,コウルマンの理論との関連においては、アンダーソンの理論の特別の場合の別証明がえられ、ガウスの和のある種の合同式との関連性が明らかとなった。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Hiroo Miki: Advanced Studies in Pure Math.12. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Hiroo Miki: Kokyuroku of the Research Institute for Math.Sci.Kyoto Univ;Proc.Symp.on Algebraic Number Theory,July 1986 Kyoto Univ.(1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Hirro Miki: Proc.Symp.on Number Theory,Nov.1986,Nagasaki. 142-155 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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