研究課題/領域番号 |
61540085
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解析学
|
研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
石渡 毅 東京学芸大, 教育学部, 教授 (00014647)
|
研究分担者 |
若桑 英清 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (50014569)
瀧澤 清 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (80107713)
田中 祥雄 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90014810)
窪田 佳尚 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30014715)
池田 義人 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (70014834)
|
研究期間 (年度) |
1986
|
研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
|
配分額 *注記 |
800千円 (直接経費: 800千円)
1986年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
|
キーワード | metric / k-metric / compactification / realcompactification / pseudocompact / function ring / strictly 【ψ_0】-continuous / paracompact β-space |
研究概要 |
Sc【e!〓】pinにより導入されたK-metrizabilityの概念は距離空間,及び局所コンパクト位相群の一般化で重要なものである。この空間の研究結果として、加法的k-metric space Xの距離化可能の十分条件として次の4つが得られた。 (1)Xはpseudocompact (2)XはωM(特にM-space) (3)Xはparacompact B-space(特にstratifiable space) (4)Xは(a,b)-不等式をもつ。 次にk-metric spaceのStone-C【e!〓】ch compactification及び Hewitt realcompactificationの必要十分条件を与えた。 これらの研究結果は連続関数環の研究に応用できる。Avhangelskiiの結果を応用してUspenskiiは実数上のpointwise topologyを入れた連続関数環C(X)において、C(X)がrealcompaitになるための必要十分条件として、strictly 【ψ_0】-continuous functionが連続である、ことを証明したが、前述の定理を応用することにより次の結果を得た。 【Y_α】がrealcompact k-metric spaceで各点がGδとする。Y=Π【Y_α】のdensesubset Xに対して、XのrealcompactificationはX(【ψ_0】-pointより成立する。実数は上記【Y_α】の性質を持つのでUspenskiiの結果はこれに含まれることが分る。この定理の系として、Corsonの結果なども導きうることが証明される。尚 compactificationに関する結果はTopology Proceedingsに、metrizationに関する結果は Proceedings of A.M.S.に発表される予定である。
|