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理想境界の理論

研究課題

研究課題/領域番号 61540093
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 解析学
研究機関岐阜大学

研究代表者

川村 道彦  岐大, 教育学部, 教授 (30020085)

研究分担者 中村 佳正  岐阜大学, 教育学部, 助教授 (50172458)
畑田 一幸  岐阜大学, 教育学部, 助教授 (40144000)
岩田 恵司  岐阜大学, 教育学部, 助教授 (80021327)
竹内 茂  岐阜大学, 教育学部, 助教授 (30021330)
中馬 悟朗  岐阜大学, 教育学部, 教授 (30115414)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1986年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードマルチン境界 / アインシュタイン方程式
研究概要

科研費の補助のおかげで、今年度は多数の研究者と何回か研究討論ができました。また、情報交換や資料収集ができ、今後の研究の推進の基礎が得られました。これらをもとに今年中にその成果を発表するつもりで頑張ってきましたが代表者自身の結果を発表するには今、少し時間を必要としている状況です。私はマルチンの理想境界、特にピカール原理について研究を続けて来ました。他の研究者から得たいくつかの情報のうち、特に、中井三留,多田俊正両先先生による結果として、ピカール原理の非斉次性に関してきわめて特異な状況が起ることが知られ、従来の考え方を一変して新しい観点から研究を進める必要性を感じ鋭意研究中です。
一方、研究分担者、中村佳正氏によるものとして、次の二つの結果を上げます。
1.定常軸対称な重力場を記述するアインシュタイン方程式について、ある線型方程式系の解を成分とする行列の行列式で特徴づけられる(アインシュタイン方程式の)解の系列の具体的表示を得たこと。次に、アインシュタイン方程式のある境界値問題が、指数型の無限階微分作用素を用いて、局所的に解けることを示した。
2.ある形式的ループ群に値をとる行列のリーマン・ヒルベルトの意味での分解可能性を示した。さらに、この結果をある定常確率過程のスペクトル密度行列の分解に応用して、線形予測問題の解、すなわち予測子と予測誤差の存在を明らかにした。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Yoshimasa Nakamura: Class.Quantum Grav.4. 437-440 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshimasa Nakamura: Sci.Rep.Fac.Ed.Gifu Univ.

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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