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弱双曲型偏微分方程式及び系の解の構造

研究課題

研究課題/領域番号 61540102
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 解析学
研究機関京都大学

研究代表者

大矢 勇次郎  京大, 工学部, 教授 (70025922)

研究分担者 多羅間 茂雄  京都大学, 工学部, 助手 (90115882)
松村 昭孝  京都大学, 工学部, 講師 (60115938)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
1986年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード双曲型作用系 / 初期値問題
研究概要

実解析関数の枠で得られた Cauchy-Kervalewski の定理を 数理科学の立場で考える時 "Kervalswski型作用系に対して 無限回可徴分関数(【C^∞】)の枠で 非特性的初期値問題が J.Hadamard の意味で適切であって 旦絆の依存領域が 存在する"という性質により 双曲型作用系を特徴付けることが 最も重要な問題である 1960年に於ては 多くの先駆者により既に 規則的双曲型作用系が 知られていた。その結果 実重複特性根が現われる時 適切性が 如何なる条件の下で 示されうるか? が最大の難関であった。研究代表者は Gevrey 級関数の枠で考えることにより(*) 重複度一定 の仮定の下では 適切性が 証明できることを 1964年に発表し (Ohya,Leray-Ohya) 予想通り これは 【C^∞】の場合にも決定的情報を与えた(Mizohate-Ohya)。 その後(*)の仮定を 取り除くことが 問題であったが M.D.Bronsteinの音重な寄与もあって、漸く(*)´ 重複性が任意 ヘの拡張に成功した (Ohya-Tarama 研究発表参照) 向後は この結果が 【C^∞】の場合に 再び 十分条件という情報を与えうるか否かが Ivrii-Petker の必要条件との比較の上で 極めて重要である

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Yujiro OHYA et Shigeo TARAMA: Kinokuniya Co.Ltd.& Academic Press. Prooeedings of Taniguchi Internat´nal Symposium of HERT. 273-306 (1984)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Y.OHYA et S.TARAMA: a` para【I!^】tre.(1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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