研究課題/領域番号 |
61540128
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解析学
|
研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
大津賀 信 学習院大, 理学部, 教授 (30033765)
|
研究分担者 |
片瀬 潔 学習院大学, 理学部, 助教授 (70080489)
浅枝 陽 学習院大学, 理学部, 助教授 (60080488)
飯高 茂 学習院大学, 理学部, 教授 (20011588)
三井 孝美 学習院大学, 理学部, 教授 (20080484)
|
研究期間 (年度) |
1986
|
研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
|
配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1986年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
|
研究概要 |
研究代表者大津賀は 1.Cartanの論文"Sur les z【e!´】ros des combinaisons lin【e!´】aires de p fonctions holomorphesdonn【e!´】es,Mathematica 7(1933),5-31"中にあるいわゆるCartan予想について研究をつづけた。ソ連のNochkaが発表した結果は世界で必ずしも認められていないが研究分担者赤尾和男と協同でその結果を吟味中である。 2.長年研究しているprecise関数の表示について研究をつづけ、重さのある場合に拡張中である。 そのためには、代表者が道具として用いる極値的長さについて重さのある場合に拡張する必要がある。このことはすでに30年位前に論じたことがあるが、今回重さにいわゆる【A_p】条件を付した場合に、平均値に関する結果が成立することが分った。それを使うと極値的長さに関する必要な定理が皆成立する。個々の場所でそれぞれ若干の工夫を要するが、precise関数に関して以前講義録に収めたことも皆うまく拡張できるようである。 以上の結果は、7月にチェコスロバキアのプラハで行われるポテンシャル論の会議で1時間講演として発表する予定である。
|