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単位球上のダグラス環の理論と内部関数

研究課題

研究課題/領域番号 61540133
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 解析学
研究機関神奈川大学

研究代表者

泉池 敬司  神奈川大, 工学部, 助教授 (80120963)

研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
400千円 (直接経費: 400千円)
1986年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワードダグラス環 / ハーディ空間 / バーグマン空間 / 内部関数 / 不変部分空間 / ハンケル作用素
研究概要

1.Axlerによる多変数Bergman空間のZeromultiplier定理は作用素論を使って証明されているが、関数論的証明を与えた。Canad.Math.Bull.に掲載予定である。
2.Agrawal,Clark,Douglasによって得られたPolydisc上のHardy空間における内部関数と不変部分空間のいくつかの結果を総合する定理を示した。Pacific J.Math.に掲載予定である。
3.Rudinのballに関する本の38ページにある問題を解いた。つまりoneradius定理は一般の有界実解析関数では成立しない例を作った。Math.Ann.に投稿中である。
4.WolffのQA-multipler定理を使って、Wolff及びGuillory-Sarasonはunimodular関数の内部関数による分解定理を、BMO,VMO理論を用いて示した。それの基本的な方法による別証明を与えた。又Guillory-Sarasonに始まるdivision定理をDouglas環に拡張した。Jour.London Math.Soc.に投稿中である。
5.Axlerによる単位円板上のBloch関数とBergman空間上のHankel作用素に関する定理を多次元のball及びpolydiscに拡張した。かつAxlerによる2つのHankel作用素の積がいつcompactになるかという問題に対して最終的な結論に近い形で条件を与えた。ここでのcompact性を示す方法は巾広く使えそうである。Duke Math.Jour.に投稿中である。
6.AndersonによるQAはK-property,f-propertyを持つかの問題に対して、VMOAはK-propertyを持つこと、QAはK-propertyを持たないが、f-propentyを持つことを示した。Proc.Amer.Math.Soc.に投稿中である。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 泉池敬司: Canadian Mathematical Bulletin.

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 泉池敬司: Pacific Journal of Mathematics.

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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