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アシル尿素およびその関連化合物の光化学反応

研究課題

研究課題/領域番号 61540360
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 有機化学一般
研究機関筑波大学

研究代表者

青山 弘  筑大, 化学系, 講師 (70015569)

研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1986年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード光化学反応 / 水素引き抜き / オキセタン生成反応
研究概要

窒素上にエチル基,プロピル基またはイソブチル基を有するピペラジンテトラオンをアセトニトリル中で高圧水銀灯を用いて光照射するとγ水素引き抜きを経由して分子内酸化還元生成物および環化生成物が得られた。この結果より、この複素環化合物のカルボニル基はケトンやイミドのカルボニル基と同様の光反応性を示す事が明らかになった。また上記の環化反応は炭素と酸素の間の結合生成をともなう環化反応であり、これまでに例のない新しい型の環化反応である。
窒素上に二個のアルキル基を持つイミダゾリジントリオンを種々のオレフィン存在下、ベンゼン中で光照射したところ、いずれの場合もオレフィンとの2+2付加物(オキセタン)が主生成物として得られた。イミダゾリジントリオンはスチルベンに対しても光付加してオキセタンを与えるが、この反応においては吸光係数から考えてイミダゾリジントリオンではなくスチルベンが光を吸収していると考えられる。このように、オレフィンの励起によるオキセタン生成はきわめて例が少なく、興味深い結果である。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 青山弘,大野田道郎,坂本昌已,表美守: Journal of Organic Chemistry. 51. 247-249 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 青山弘,羽鳥浩章,表美守: Journal of Chemical Society,Perkin Transaction 【I】.

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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