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紅藻マギレソゾの抗腫瘍および発癌プロモーター活性成分について

研究課題

研究課題/領域番号 61540389
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 天然物有機化学
研究機関北海道大学

研究代表者

鈴木 輝明  北海道大学, 理学部, 助手 (70000867)

研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1986年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード海洋天然物 / 紅藻 / Laurencia / マギレソゾ / 抗腫瘍活性 / スクワレン / 二次代謝産物
研究概要

1)マギレソゾ(Laurencia obtuso)の抗腫瘍活性成分の単離と構造決定北海道天売島で採集したマギレソゾ(風乾3Kg)を常法により処理し中性部を得、P-388細胞に対する細胞増殖阻害活性を指標とし、シリカゲルのオープンカラム,次いで順相あるいは逆相のカラムを用い繰返し高速液クロで分離を行った。構造決定は、スペクトルおよび化学変換によった。構造が決定されたもののうち幾つかを、E【D_(50)】がわかったものはそれを添えて以下に示す。既に我々によって発表されているthyrsiferol23-acetate(注1),(E【D_(50)】0.3ng/ml)を含めこれらの化合物は極めて高活性である。この外に数種類の関連化合物が単離されている。
2)プロモーター活性成分の単離と構造決定1)と同様にして得た中性部が発癌プロモーター活性を示したことからその分離を試みた。単離された最も活性な部分はthyrsiferyl23-acetateであることが判明した。このものの生化学的テストを行ったが従来の生化学的テストには不活性であった。現在その理由を検討中である。
3)マギレソゾの生育場所の調査と代謝産物の違い函館,釧路,網走,稚内などを調査したが、現在までのところみつけるに至ってない。
注1) T.Suzuki et al.T.L.26.1329(1985)

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T.Suzuki: Chemistry Letters. 1987. 361-364 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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