研究概要 |
人類の頭骨に関する計測値および示数72項目, 遺跡名, 地名, 時代, 報告者, および文献(英文・和文)を含むデータベース運用プログラムを開発するとともに, 各地方教育委員会等の協力をえて古人骨の報告書を入手し, それらに記載されているデータを入力した. 現在までに705遺跡のデータを入力するとともに, プログラムの動作および入力データのチェックを行なった. 本プログラムの機能は次のとおりである. 1)データの追加 2)データ検索と当該データの表示または印刷 3)データの順次表示または印刷 4)データの修正 5)任意のレコードから任意のデータを抽出し, 新しいファイルを作る 6)プログラム終了 これらの機能により, 従来は既報告データの参照に多くの努力と時間を費やしたが, その作業が容易となり, 種々の統計学的解析が能率的に行なえるようになった. 今後は未入力のデータを追加し, なるべく早い時期にプログラムおよびデータを公開すべく準備中である.
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