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鼓膜振動特性による中耳病変推定法確立に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 61550178
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 機械力学・制御工学
研究機関東北大学

研究代表者

和田 仁  東北大, 工学部, 講師 (30111264)

研究分担者 小林 俊光  東北大学, 医学部, 講師 (80133958)
高坂 知節  東北大学, 医学部, 教授 (80004646)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1986年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード中耳 / 鼓膜 / 診断 / ティンパノメトリー / 滲出性中耳炎 / 耳小骨離断 / 耳小骨固着
研究概要

人工中耳モデルを製作し、光ファイバセンサを用いる方法とイヤホンとマイクが内蔵されたプローブを用いる方法とで中耳の動特性を測定した。その結果、前者では鼓膜変位が1μm以下でも測定可能であることが判明したが、センサのセッテングが非常に微妙でむずかしいことが明らかとなった。これは人間の中耳動特性の測定が困難であることを意味する。これに対し、後者による測定は前者による測定よりもはるかにたやすいことがわかった。そこで後者の方法による中耳病変診断装置を試作した。
まず人工中耳モデルで次に人間で中耳動特性を測定し、理論解析結果と比較・検討を行なった。しかし現在の所、まだデータ不足で中耳病変を推定できる状態には至っていない。
今後の研究の展開
1.理論解析の信頼性を高めるため、標本実験により中耳の各パーツの物理定数を測定する。
2.正常および中耳病変のある人間の中耳動特性を測定しあわせて理論解析を行ない、両者の測定および解析結果を比較・検討し、鼓膜動特性より中耳病変を推定する方法を確立する。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 和田仁: 日本耳鼻咽喉科学会誌. 90-5. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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