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載荷された異方性砂地盤の破壊機構と極限支持力に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 61550352
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 基礎・土質工学
研究機関東京電機大学

研究代表者

山口 柏樹  東京電機大, 理工学部, 教授 (70016228)

研究分担者 成田 国朝  愛知工業大学, 工学部, 助教授 (90064956)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1986年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード異方性 / 層地盤 / 支持力計算法 / 平面ひずみ圧縮試験 / すべり面 / 分割計算法
研究概要

異方性砂を可傾モールドで作り平面ひずみ試験を行った。試料は豊浦砂でe=0.69(Dr=78%)である。着色砂を互層に詰めテスト毎のすべり方向を観察した。最大主応力面と堆積方向のなす角をβとすると【Φ_(β=90゜)】<【Φ_(β=20゜)】であるがm=【φ_(90-)】/【φ_(0゜)】=0.906であった。一般にmを用いφβ=φ0/(【cos^2】β+【m^(-2)】【Sm^2】β)1/2(1)のように構内近似出来る。このときβ〓60゜でφβは最少となった。
支時力計算ですべり面の水平よりの傾角をα,堆積方向を水平よりδとするとα=【45^P】-φβ/2-β+δ(2)であるのでm,α,δに対し(1),(2)よりβ,φβが決まる゜m=0.9として【Ng_A】/Ng〜【φ_0】;【N_(γA)】/【N_γ】〜【φ_0】を計算した。小田の異方性地盤の支持力実現値と比べると計算値は実測値の約1/2となるがδに対する傾向はよくなった。値の差異は容器側摩擦が効いたためと思われる。同じ計算を松岡等の関係式:tanφ∞45゜+φβ/2-β(3)を用い(2)とともに実施したが、この時の支持力はより低目のものとなった。
砂,粘土,岩の三層からなる地盤の支持力は各層原,裁培中の大小,各層の強度比によって決る。砂が密で〓い粘土が絞り出される時の近似整姓〓の近似度か高い理由を示した。粘土層が厚く、そのすべり破壊が起る時の内〓計算法を〓え、二層問〓として山口が前に〓えた計算法の適用限界を論じた。また絞り出しを抽対称として計算し、その形状係数を数値として与えた。
次に粘土,砂,岩の三層からなる地盤に対し上と同様な計算を行い、〓く弛い砂層の圧縮破壊の実用的耐壊式を導いた。この〓は山口が以前Kotter解法により求めた精密解とほぼ一致することが示された。また分割計算で支〓力を求めなければならない砂層原の条件についても吟味,検討を加えた。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 成田国朝: 土木学会中部支部研究発表会. 246-247 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 成田国朝: 土質工学会研究発表会.

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 山口柏樹: 土質工学会研究発表会.

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 山口柏樹: 土質工学会研究発表会.

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 山口柏樹: "土質解析法" 技報堂出版株式会社, 168 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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