研究概要 |
1.家畜姿態の3次元測定用画像処理システムを構築した. 2.テレビカメラの映像をディジタル画像に変換し, 画像処理を行うプログラムを作製した. 3.テレビカメラ標定要素(レンズ中心位置, カメラ傾き, 画面距離, 主点位置ずれ, レンズ歪補正係数, 撮像面湾曲補正係数)を最小2乗法により解析的に算定するプログラムを作製した. 4.家畜姿態の2次元画像から3次元座標値を計算するプログラムを作製した. 5.レーザ光による光切断法で27, 65, 88kg豚の映像を収録し, 画像処理を行った(図1). 6.27, 65, 88kg豚の姿態はそれぞれ約7400点, 12000点, 16000点の3次元座標値で表現できた. 7.これらの3次元座標値の十分に満足できるものであった. (表1). 8.豚姿態の3次元座標値に基づいた形態係数と有効放射面積についてコンピュータグラフィックス技法により現在解析中である. 9.成牛の模型を用いて牛姿態の3次元測定を現在行っている. 鶏姿態についても早急に測定を始める予定である.
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