研究課題/領域番号 |
61560358
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業気象等
|
研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
竹内 芳親 鳥取大, 農学部, 助教授 (90032094)
|
研究分担者 |
岩崎 正美 鳥取大学, 農学部, 助手 (60032299)
本名 俊正 鳥取大学, 農学部, 講師 (90093624)
杉本 勝男 鳥取大学, 農学部, 教授 (10154486)
木下 収 鳥取大学, 農学部, 助教授 (60032091)
遠山 柾雄 鳥取大学, 農学部, 助教授 (00038267)
|
研究期間 (年度) |
1986
|
研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
|
配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1986年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
|
キーワード | シカクマメ / 光合成 / 蒸散 / 葉温 / 高温 / 乾燥 / 沙漠 / 点滴 |
研究概要 |
九州大学農学部で系統選抜されたシカクマメの2系統、UPS99FとUPS90を供試して光合成、蒸散速度および葉温の測定を行った。測定は人工照明型気象室内に温湿度制御可能な同化箱を導入した二重チャンバー方式で行った。環境条件は30゜C25%の高温乾燥条件を中心に、30゜C70%,20゜C40%および20゜C70%の4条件とした。それぞれの条件に対して光照度を暗黒から60K1xまで段階的に高めた。 系統間での差はUPS99Fが光合成、蒸散速度とも高く、4条件の中では30゜C70%が最高であり、また50K1x下で光合成は約30mg/【dm^2】・h、蒸散は約3.1g/【dm^2】・hであった。しかし低温、低湿になると光合成、蒸散ともに低下した。特に30゜C25%の高温乾燥条件下では光合成、蒸散そして葉温ともに振動現象を示し、乾燥に弱いことがうかがわれた。生産性の向上のためにはかんがい法を含めて、高湿条件下での栽培を考慮することが重要であると実験結果から推測される。
|