• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

非A非B型肝炎に特異的に発現する遺伝子の同定とその性状について

研究課題

研究課題/領域番号 61570147
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 病態医化学
研究機関日本大学

研究代表者

江角 真理子  日大, 医学部, 講師 (30167291)

研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1986年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード非A非B型肝炎 / 遺伝子クローニング
研究概要

1.非A非B型肝炎に特異的に発現する遺伝子をみつけるために、以下に示す2つの方法でクローニングを行った。同一チンパンジーで、非A非B型肝炎ウィルス感染前、感染後の肝臓を得ることができなかったので、異なるチンパンジーから2種類の材料を得てmRNAを抽出した。
(1)非A非B型肝炎ウィルス感染材料からのcDNAライブラリーの作製mRNAからcDNAを作成し、λファージにくみこみcDNAライブラリーを作成した。正常肝mRNAC感染肝mRNAから【^(32)P】標識のcDNAを各々作製し、現在cDNAライブラリーをスクリーニングしている。
(2)非A非B型肝炎特異的なcDNAの分離とクローニング
感染肝mRNAよりcDNAを作製し、正常肝mRNAとハイブリッドを形成するcDNAを除き、感染肝mRNAとのみハイブリダイズするcDNAを分離した。これを用いてクローニングを試みている。
2.感染肝細胞初代培養によって、非A非B型肝炎ウィルス遺伝子が同定できるか否かを検討した。
モデル実験系としてアヒル肝細胞初代培養を行い、アヒルB型肝炎ウィルス遺伝子の合成が検出できるか否かを検討した。【^3H】標識チミジンを用いると細胞内,細胞外共にウィルスDNAが確認できた。この方法を用いて、非A非B型肝炎ウィルス遺伝子を【^3H】標識チミジン或いは【^3H】漂識ウリジンで検出できる可能性がでてきた。現在、検出感度について検討し【^(32)P】漂識化合物の利用も考えている。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 内田俊和,鈴木高祐,有井雅幸,江角真理子,清水文夫,志方俊夫: 日本肝臓学会総会講演要旨. 22. 53 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 有井雅幸,江角真理子,内田俊和,志方俊夫: 日本ウィルス学会総会演説抄録. 34. 145 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi