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インターロイキン1リセプターに対する単クローン抗体の作製と遺伝子工学への応用

研究課題

研究課題/領域番号 61570236
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 免疫学
研究機関金沢大学

研究代表者

山本 健一  金沢大, がん研究所, 助手 (60115285)

研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1986年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードインターロイキンI / 血清アミロイドA遺伝子の発現誘導 / 遺伝子導入
研究概要

免疫反応の初期においてママクロファージから分泌されるイシターロイキンI(IL-I)は、Tリンパ球にIL-2リセプターを出現させてTリンパ球増殖に働くだけでなく、Bリンパ球前駆細胞の分化増殖、肝の急性期蛋白合成の誘導、線維芽細胞の増殖等の重要な機能を示す。我々は、炎症性蛋白の一つの血清アミロイドA蛋白(SAA)の肝における産生誘導もIL-Iによって制御され、かつそれが転写のレベルで御制されていることを明らかにした。さらにSAA遺伝子の構浩解析から、SAA遺伝子のプロモーター領域には、TATAボックス上流に特徴的な反復配列が認められ、IL-IによるSAA遺伝子の活性化に関与していると考えられた。それを明らかにする目的で、SAA遺伝子及びそのプロモーターとクロラムフェニコールアセチルトラマフェラーゼ遺伝子(CAT)との組み換え遺伝子をpsv2Neoとともに電気パルス法でL細胞に導入し、stable transformantを作製した。これらのtransformantにIL-Iを加えると、SAAのmRNAあるいはCATの蛋白の産生誘導が起った。現在deletion mutantを作製し、IL-IによるSAA遺伝子の活性化に必要なDNA配列を同定中である。またこの系を利用して、IL-Iリセプターに対する単クローン抗体の作製も試みている。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] K.Yamamoto: Prot. of Biological Fiuids. 34. 379-382 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] K.Yamamoto: Science. 232. 227-229 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] K.Yamamoto: J.Immunology. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] K.Yamamoto: Proc.Nat.Acad.Sci.U.S.A.(1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] J.Marrink and M.H.Van Rijswijk: "Amyloidosis" Martinis Nijhoff Publishers, 378 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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