• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

超音波および分光解析によるびまん性肝疾患・肝癌の進展機序とその質的・機能的診断

研究課題

研究課題/領域番号 61570339
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

房本 英之  阪大, 医学部, 助手 (90124776)

研究分担者 古澤 俊一  大阪大学, 医学部附属病院, 医員
佐々木 裕  大阪大学, 医学部附属病院, 医員
笠原 彰紀  大阪大学, 医学部附属病院, 医員
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1986年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード超音波組織性状診断 / 周波数依存減衰率 / ケプストラム
研究概要

定量的かつ客観的な肝組織性状診断を目的として、超音波組織性状システムを開発した。本システムはAモード超音波探触子、超音波発振装置、高速AIDコンバーター、パーソナルコンピューターより構成されている。探触子を肝に直接あてて得られた超音波後方散乱波上に関心領域を設定し、フーリエ変換によりパワースペクトラムを求め、周波数依存減衰率を算出した。更にパワースペクトラムをフーリエ変換してケプストラムを求めた。今回は実験モデル肝、ヒト病変肝を対象に、上記パラメーター解析し、肝組織性状の質的診断ならびにその定量化を行った。周波数依存減衰率は、家兎脂肪肝モデルにおける検討では、肝総脂質含量、中性脂肪含量と有意の正の相関関係を示し、またヒト病変肝における検討でも脂肪浸潤の強さと有意の正の相関々係を有した。以上より、肝脂肪化を周波数依存減衰率を用いて定量的に評価する事が可能であった。一方、ケプストラム解析から病態肝にみられる肝微小構築の変化を評価した。肝臓を散乱体の集合と仮定した場合、ケプストラム波形上のピークをとる時間tから、散乱体間距離の代表的な値を推定する事が可能である。線維化、再生結節の形成に伴ない、散乱体間距離の増加や、距離の分布に変化が見られた。また癌部と非癌部の対比では、ケプストラムパターンの明らかな相違を認めた。以上の如く、本研究より超音波周波数解析を用いて病態肝における肝組織性状の変化を、詳細にかつ定量的に診断しうる可能性が示唆された。
今後、他の音響パラメメーターの解析を併用し、より精度の高い超音波組織性状診断を目ざすと共に、機能面との関連も検討していく予定である。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2025-11-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi