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白血病細胞の分化に関する生化学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 61570591
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 血液内科学
研究機関自治医科大学

研究代表者

佐々木 龍平  自治医大, 医学部, 講師 (50049045)

研究分担者 角田 三郎  自治医科大学, 医学部内科(血液学), 医員
室井 一男  自治医科大学, 医学部内科(血液学), 助手 (50190939)
吉田 治弘  自治医科大学, 医学部法医学, 講師 (30049093)
研究期間 (年度) 1986 – 1987
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1986年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードターミナルトランスフェラーゼ(TdT) / モノクローナル抗体 / グルココルチコイドレセプター / 5-アザシチジン(5-AzaC) / 急性リンパ性白血病(ALL) / TPA(12-0-テトラデカノイルフォルボール13-アセテート)
研究概要

1、ターミナルトランスフェラーゼ(TdT)に対するモノクローナル抗体(MoAb)の作製については、これまでに抗体産生細胞株上清より、51種類のTdTのMoAbの精製に成功しているが、現在、種々のヒト白血病細胞株及び、臨床材料(骨髄塗抹標本)等を用い、螢光抗体法による染色を行ない、生化学的酵素活性の測定結果ともあわせて検討し、false pesitive又はfalse negatineの結果を与えるMoAbを除外することにより、より特異性の高いMoAbを探している。最終的には、血液の基礎研究及び臨床の分野にわたって、十分に利用可能な特異性の高いMoAbを選び出すことを目標としている。
2、ヒト白血病細胞のグルココルチュイド(GC)レセプターのMoAb作製に関しては、白血球数の多い白血病症例から、leukapheresis を用いて得たサンプルのうち、GCレセプターの数が多い症例の芽球を用いて、DNA cellulose,高速液体クロマトグラフィー,Phospho cellulose カラムにより、簡単な検討を開始し、2ピークのGCR分画を検出している。今後、臨床材料のみでなくヒトリンパ性白血病細胞株を大量に培養採取して、さらに精製の過程を進めていく予定である。
3.K-562の5-azacytidine(5-AzaC)によるヘモグロビン合成細胞への分化誘導に関しては既に報告したが、最近、ヒト急性リンパ性白血病(ALL)症例の芽球及びALL白血病細胞株を5-AzaCで処理すると、芽球のTdT活性,TdT陽性細胞の減少及び、膜糖転移酵素活性が増加することを見出した。これ等の現象が5-azacytidine処理による白血病芽球の生化学的分化の一面を示すものであるかを現在、検討中である。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Sasaki Ryuhei: Internat.J.Cell Cloning. 4. 192-202 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Sasaki Ryuhei: Jpn.J.Med.25. 52-56 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Sasaki Ryuhei: Medical Technology.14. 511-516 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 佐々木龍平: 医学のあゆみ.

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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