研究課題/領域番号 |
61570625
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
蔵本 新太郎 (蔵元 新太郎) 東邦大学, 医学部, 教授 (50057460)
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研究分担者 |
桑原 利草 (桑原 利章) 東邦大学, 医学部, 助手 (80161818)
永澤 康滋 東邦大学, 医学部, 講師 (60155926)
小林 一雄 東邦大学, 医学部, 助教授 (40120266)
上田 哲郎 東邦大学, 医学部, 助手 (20138994)
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研究期間 (年度) |
1986 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1988年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1987年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1986年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | High zone tolerance / 凍結免疫 / 肝凍結手術 / 不完全凍結手術 / 免疫賦活剤 / 凍結融解組織 / 細小肝癌 / Naturol killer / herper T cell / susppessor Tcell / oMT4 / oMT8 tt / 完全凍結 / 中間凍結 / 可溶化抗原 |
研究概要 |
凍結手術の成否は術后のHigh zone tolerauce 抑制にかかっている。今回ラットに実験腫瘍MRMT-1を肝に移植し、自然生存日数43.2日のものを用いて肝凍結を行った。凍結は凍結部がcryonecrosisとなる完全凍結cryonecrobiosisの状態の不完全凍結 凍結容量などの凍結基本手法から検討した。次いで免疫賦活剤と抗疫剤投与を行い比較検討した。凍結容量については単に生存可能上から云えば〓の50%容量までは可能であったが負疫学的〓点から云えば30%前後か有意の差で有利であり、これ以上は凍結融解組織の排泄トレナージ法を確実にしない限りAdverce effectとなり得る。この結果と臨床面に対比すると5cm以下3cmまでの肝腫瘍の予後が肝切除より予後は良好であり、それ以上の大きな腫瘍は肝表面のドレナージを行い易い症例は予後が良好という事実からも裏付けられる。凍結免疫については術后24時間以内はCO_<3、4>対CD8比は上昇するが、それ以后2週までは下降し、それ以后角で上昇してくる。このことからSuppresser Tcellが主役をなしているように思われた。この制御については完全凍結より不完全凍結の方が有利であり、ここのことは免疫賦活剤を術后7日より投与することにより、一子明確になった。また抗癌剤との併用は術後2週間目より少量の投与が効果的であり、これは抗癌剤との併用は術語2週間より少量の投与が効果的であり、これは抗疫投与の減量化に役立ってものと考えた。 以上のことから肝腫瘍の臨床応用について肝切除不能症例に対して集学的治療の1つとして明るい一手段であることを確認し得たものと考える。
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