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肝細胞酵素を封入した赤血球ゴーストによる肝不全の治療

研究課題

研究課題/領域番号 61570633
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関千葉大学

研究代表者

田畑 陽一郎  千葉大, 医学部, 助手 (30163653)

研究分担者 林 春幸  千葉大学, 医学部第二外科, 医員
小高 通夫  千葉大学, 医学部第二外科, 助教授 (90009465)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1986年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード細胞膜透過性 / ATP
研究概要

細胞内へ酵素を封入する技術を確立する事を目的とし、その初段階として細胞膜の透過性を一過性に亢進させる方法を検討した。この方法として、細胞をATPを含むmediumでincubateする事が適当であることを見い出した。すなわち、1.細胞膜は細胞外のATPにより透過性が亢進する。2.細膜には細胞外にATPを分解する酵素が存在し、細胞外のATPは急速に分解される。3.従がって細胞外ATPの膜透過性亢進作用は一過性である。4.この操作の結果細胞内のATPレベルは増加し、細胞の機能は良く保たれる。以上の事より、細胞のviabilityをそこなう事なく細胞膜の透過性を一過性に亢進し、細胞内に酵素を封入するのは本法が最も適していると考える。又酵素封入時は一時的に細胞内外液が混和されるわけであるから、細胞外液がより細胞内液に近い組成である事が望ましい。この点からいっても、細胞外液に、封入する酵素と伴にATPを添加しておく事が、理に適っていると考えられる。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 林春幸: 生化学. 58. 1000 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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