研究課題/領域番号 |
61570640
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
大久保 靖 (八重樫 寛治) 東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (00114786)
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研究分担者 |
今城 真人 東京医科歯科大学, 医学部, 助手
岩間 毅夫 東京医科歯科大学, 医学部, 助教授 (70114741)
三島 好雄 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (00010158)
IMAJO Mahito Tokyo Medical and Dental University : Assistant
岩城 真人 東京医科歯科大学, 医学部, 助手
大久保 靖 東京医科歯科大学, 医学部・第2外科, 助手
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研究期間 (年度) |
1986 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1988年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1987年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1986年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 糞便中胆汁酸 / 胆汁酸負荷試験 / 終末回腸 / 大腸線腫症 / 大腸全摘術 / 血中胆汁酸分画 / 大腸腺腫症 / 胆汁酸代謝 |
研究概要 |
1.糞便中の胆汁酸組織の変動 加齢により、糞便中に二次的胆汁酸分画が増加する傾向が見られた。従って、症例の年齢により、胆汁酸分画にも変動があると考えなければならないと、判明した。終末回腸を通過する、しないでの変動では、大腸がなくても、終末回腸を腸内容が通過することにより、胆汁酸の排泄は正常の状態に近付き、従って、終末回腸が胆汁酸代謝に重要な役割を担っていることが判明した。 2.経口的胆汁酸負荷による変動「遊離型胆汁酸」は全腸管で吸収されると言われており、ウルソデオキシコール酸(UDCA)は負荷後30分にてピークが認められ、上部小腸にて良く吸収されるということが判明した。従って、これまで終末回腸の吸収能を調べるためにUDCAが用いられていたことがあるが、これは疑問である。 抱合型胆汁酸は終末回腸で特異的に吸収されるとされており、タウロコール酸(TCA)およびグリココール酸(GCA)を負荷した。負荷した物質が終末回腸に到達するのに、3時間前後を要するが、TCAが3時間にて若干の上昇を示したのみで、今後の検討を要すると思われた。 3.終末回腸への胆汁酸負荷による変動 UDCAが最も良く吸収されたが、TCA・GCAも上昇を示したかTCA・GCAは上部消化管よりも終末回腸にて良く吸収されることが判明したが、UDCAほどの反応ではなく、一概に抱合型胆汁酸が終末回腸で良く吸収されるとは言えないのではないかと考えられた。 今後は、どの様な胆汁酸がどの程度終末回腸にて吸収されるかを測定し、胆汁酸全般に関する吸収のされかたを検討することが必要となってくるであろう。
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