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合成水酸化アパタイトを用いた内軟骨性骨化機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 61570953
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 外科・放射線系歯学
研究機関大阪大学

研究代表者

菅原 利夫  阪大, 国立大学(その他), 講師 (10116048)

研究分担者 由井 俊平  大阪大学, 歯学部, 助手 (40191473)
作田 正義  大阪大学, 歯学部, 教授 (00028755)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1986年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード成長軟骨細胞 / 骨軟骨移行部細胞 / ハイドロオキシアパタイト
研究概要

前回の我々の研究では、分離培養した成長軟骨細胞が、合成ハイドロオキシアパタイト(アパセラム)に付着して増殖しうることが明らかとなったが、この実験系では、ハイドロオキシアパタイトを核として、成長軟骨細胞がさらに大きな石灰化ならびに骨化を生ぜしめるか否かは十分確認できなかった。ところで、成長軟骨細胞は単独では石灰化、骨化が生じ得ないことを我々は確認しているが、今回ハイドロオキシアパタイトを使用しない実験系、すなわち、成長軟骨細胞と、さらに骨随側の骨軟骨移行部細胞を混合して培養したところ、単層に増殖した細胞の一部にコロニーをつくって増殖する軟骨細胞がみとめられ、このコロニー内に、顕微鏡的に観察できる大きさの石灰化ないしは骨化と考えられる小塊が存在した。この事実は、我々が以前行なった、成長軟骨細胞と骨随細胞の混合培養系で、軟骨基質内に石灰化を生じた事実と一致するものであり、その石灰化の小塊の大きさからみて、以前より有効な実験系と考えられる。そこでこの新たなモデル系を用いて、ハイドロオキシアパタイトを核とする石灰化、骨化の進展がみとめられるか否かについての研究を現在行なっている途中である。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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