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ハレナキノン類の不斉合成研究

研究課題

研究課題/領域番号 61570991
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 化学系薬学
研究機関東北大学

研究代表者

菅原 勉  東北大学, 薬学部, 助手 (50006350)

研究期間 (年度) 1986 – 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1987年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1986年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードハレナキノン / (-)-Wieland-Miescherケトン / 分子内〔2+2〕光環化反応 / 3環性フラン / (R)-(-)-Wieland-Miescherケトン / アセチレン化合物 / 2+2光環化反応 / 3環式フラン
研究概要

研究計画に従いハレナキノン(1)類を合成目的とし, (-)-Wieland-Miescherケトン(2)を出発原料として14工程でアセチレニックエノン体(3)に導いた. (3)の分子内[2+2]光環化反応により3環性シクロブテン体(4)を得, ついでオゾン酸化, 酸処理, エチレンケタール化により3環性フラン体(5)を合成した. 以上のようにして光学活性原料からハレナキノン(1)類の重要合成中間体となる3環性フラン体(5)の一般的な合成ルートを確立した. 次に(5)のアルコールの保護基であるベンジル基を除去するため, Pd-C存在下加水素分解を試みたところ3容易に脱ベンジル化されないことが判明し, 望むアルコール体(6)は低収率であった.
つぎに水酸基の保護基として, 除去しやすいP-メトキシベンジル基を用い, 上記で確立したルートに従って(2)より(7)を合成し, 同様な光反応により(8)とし, さらに3環性フラン体(9)を合成した. 今後(9)より(1)の合成を行なう予定である.

報告書

(2件)
  • 1987 研究成果報告書概要
  • 1986 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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