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網膜色素上皮細胞のムコ多糖代謝とポンプ作用について

研究課題

研究課題/領域番号 61571130
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関宮崎医科大学

研究代表者

千原 悦夫  宮崎医大, 医学部, 講師 (20111958)

研究分担者 山本 章裕  宮崎医科大学, 医学部附属病院, 助手 (90166778)
鳥井 秀雄  宮崎医科大学, 医学部, 助手 (00164070)
林田 中  宮崎医科大学, 医学部附属病院, 助手 (40164975)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1986年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード網膜 / 軸索輸送 / 糖尿病 / 軟性白斑
研究概要

網膜は色素上皮と神経網膜によって構成されその栄養の過半を色素上皮下の脈絡膜循環に依存しており視機能を維持するために神経網膜が網膜色素上皮細胞に接着していることはきわめて重要である。われわれはこれまで網膜色素上皮細胞が両者の接着に重要な機能を果たしておりポンプ作用によって神経網膜を吸い付け、ムコ多糖類を分泌して網膜裂孔周囲の水漏れ防止する等の役割を果たしている事を証明してきた。このような両者の相互関係は種々の病的状態下において変化する事が考えられる。神経網膜の代表的な機能の一つである軸索輸送に注目するとこれは糖尿病において量が減少すると共に29K,120Kダルトン成分に異常が認められる(文献1)。また緑内障においては眼圧の上昇時に乳頭縁と篩状板で軸索輸送障害がみられる(文献2)。網膜に何らかの原因で虚血病変が生じた場合その部位には軟性白斑を生じるが無赤光下に網膜を精査することで神経線維の消失が存在していることを知ることができる(文献5)。このことは虚血網膜に軸索輸送の障害が並存したことを示すものでありこれらの病変によって網膜の機能異常の誘因になることが理解できた。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] Chihara E.;Tsukada T.: New trends in ophthalmol.1巻. 42 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Chihara E.;Sakugawa M.: New trends in ophthalmol.1巻. 41 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] Chihara E.;Honda Y.: Acta Concil Ophthalmol.25巻. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 千原悦夫,車源日,玄丞烋,筏義人: 日本コンタクトレンズ学会誌. 28巻. 187-190 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 千原悦夫: 日本眼科紀要. 38巻. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 千原悦夫,谷原秀信: 日本眼科紀要. 38巻. (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 千原悦夫: "眼科MOOK 30 視神経とその疾患" 金原出版, 278 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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