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理科における認知的能力, 実験に関する能力および科学的態度の相互関連に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 61580262
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関国立教育研究所

研究代表者

三宅 征夫  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 科学教育研究室長 (50000071)

研究分担者 猿田 祐嗣  国立教育研究所, 科学教育研究センター・科学教育研究室研 (70178820)
松原 静郎  国立教育研究所, 科学教育研究センター・化学教育研究室研 (50132692)
下野 洋  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 地学教育研究室長 (30142631)
梅埜 國夫  国立教育研究所, 科学教育研究センター, 生物教育研究室長 (00132689)
小島 繁男  国立教育研究所, 次長 (30000037)
研究期間 (年度) 1986 – 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1987年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1986年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード理科到達度 / 教授 / 学習因子 / 科学的態度 / 高次の過程 / 学習到達度 / IEA理科調査
研究概要

理科の「応用」・「高次の過程・「実験観察の技能」の3つの目標領域での児童・生徒の到達度と科学的な態度との関連を調べること, また, 上の3つの目標領域の成績が15年前に比べてどうなっているかを調べることが主目的であった. 調査の対象は小学校4年の児童と中学校2年の生徒それぞれ1500人とし, 20の都道府県から選んだ. また, 調査は昭和62年2〜3月に実施した.
その結果, 主に次のようなことがわかった.
(1)理科の成績と児童・生徒の背景に関する質問紙項目との関連をみると, 「将来の進学計画(希望)」(中学校)との相関がかなり高く, 自己評価による「理科の成績」, 「数学(算数)の成績」, 「家庭の蔵書数」などとの相関も小・中学校ともに高い. 」
(2)理科の成績と学習に関する質問紙項目との関連をみると, 小学校では, 「教科書の使用」, 「楽しい理科の授業」, 「理科の試験」, 「児童実験」および「グループ実験」などが相関があり, 中学校では, 「理科の試験」, 「グループ実験」などが相関がある.
(3)小学校の理科の成績と態度尺度との関連をみると, 総得点および目標領域などの部分得点と「学校に対する好悪」の尺度との相関がかなり高く, 「科学に対する価値観」尺度との相関は低い. また, 中学校では, 「理科への興味尺度」との相関が高く, 「科学的職業に対する好悪」尺度との相関が低い.
(4)理科の成績について15年前と比べると, 小学校では「応用」, 「高次の過程」のそれぞれの目標領域でも, これらの全体でも変化がない. また, 中学校では「応用」, 「高次の過程」, 「実験」のそれぞれの目標領域でもこれらの全体でも変化がない.

報告書

(2件)
  • 1987 研究成果報告書概要
  • 1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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