• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

我が国と韓国における工業技術教育の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 61580264
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関東京工業高等専門学校

研究代表者

大西 淑弘  東京工高専, その他, 教授 (40160569)

研究分担者 山崎 愼一郎  東京工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (80042670)
加藤 牧夫  東京工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (00042672)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1986年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード韓国との教育比較
研究概要

1.韓国における工業技術教育制度、特に専門大学の位置づけ、標準的な教育内容,方法,カリキュラム等機械・電気・電子工学の分野について主として実験、実習を通じて比較調査を行った。
2.韓国専門大学の機械・電気・電子工学関係の教官及び学生20名を本校に招致し、本校と韓国側で協議して作成した機械工学実験教材,電子工学実験教材により、約2週間本校の施設・設備を利用して実験実習を行った。実験・実習を行った主なテーマは次のとおりである。
○機械工学…………応力集中,切削抵抗の測定,内燃機関性能試験,材料X線回折実験,NC工作実習,振動伝達率,アンバランス試験等
○電気・電子工学…光電物質,太陽電池,信号解析,回路実験,計測制御半導体実験,マイクロコンピュータ等
3.韓国専門大学は我が国では短期大学に相当し、高専での5年制一貫教育との直接的教育比較は困難であったが、韓国工業社会でのメカトロニクス情報化への対応から情報処理教育の充実が両国を比較して近代工業社会のニーズが感じられる。また、我が国での大学・学部・短期大学での専門教育がエ学教養型に偏っている面が見られるが、韓国専門大学での教育が実験実習を重視した教育を志向していることが我が国での高等教育が志向していることと共通している。
4.今回の学生は一専門大学から一名づつ選抜された学生であり、学生自身の個人差もあり、個々具体的に比較が困難であるが、今後現地での専門大学の調査を行うなどの過程を踏まえて更に両国の工業技術教育の比較調査を行うこととしている。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi