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可変加振振動数を有するティンパノメーターの開発

研究課題

研究課題/領域番号 61850040
研究種目

試験研究

配分区分補助金
研究分野 機械力学・制御工学
研究機関東北大学

研究代表者

和田 仁  東北大, 工学部, 講師 (30111264)

研究分担者 高村 雅雄  永島医科器械株式会社, 技術部主任
小林 俊光  東北大学, 医学部, 講師 (80133958)
高坂 知節  東北大学, 医学部, 教授 (80004646)
研究期間 (年度) 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1986年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード中耳 / 鼓膜 / 診断 / ティンパノメーター
研究概要

以下の順序で研究を行なってきた。
1.簡単な電気回路を組みまた簡単な中耳モデルを製作し中耳動特性の測定を行ない、基本原理の妥当性を確認した。
2.試作機の成否を左右する周波数特性のフラットなプローブの開発を行なった。
3.試作機の製作を行なった。予定より遅れ昭和62年1月に完成した。試作機の名称を三次元ティンパノメーターと名付けた。
4.人間の中耳と似たような動特性を示す人工中耳モデルを製作し、種々のパラメーターを変えて試作機により中耳動特性の測定を行なった。
5.4.と平行して理論解析を行ない、実験結果と比較・検討を行なった。
6.正常な聴力を有する人間で中耳動特性の測定を行なった。
7.6.と平行して理論解析を行ない、測定結果と比較・検討を行なった。
その結果、またデーターは十分に整っていないが、試作機を用いると従来型のティンパノメーターよりはるかに多くの情報が得られることを確認した。
今後の研究の展開
1.試作機にはまだ2、3の問題点があるので至急改良を行なう。
2.その後正常な聴力を有する人間でできるかぎり多くの測定を行なう。
3.中耳病変を有する人間で測定を行ない、正常者の測定結果と比較することにより、三次元ティンパノメーターによる中耳病変診断法を確立する。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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